１話 ページ2
とある場所に1人の青年が地面に血溜まりを作り、倒れていた。
その青年が頭に浮かべるのは、自分を打ち倒したハゲと自分が助けたブサイクな少年の言葉であった。
『本当はヒーローになりたかったんだな、お前の怪人は妥協』
『おじさんはいきなり現れる本物のヒーローなんだ！』
(今思えば、結局怪人には成りきれなかったな。どこかでまだヒーローに憧れていたのかもしれねぇな……)
ヒーロー狩りと言っておきながら誰一人としてヒーローは殺していないし、ブサイクな少年を怪人から助けたりもした。
そんなことを思っていると、口から血が溢れた。
(ここまでか……まあ確かにあんだけの力をノーリスクで使おうだなんて都合が良すぎたな。代償くらいは覚悟していた)
次に鼻や耳から血が流れ始めた。
(俺は……死ぬのか……)
さらに眼からも血が滲み出ていた。
(ああ……もし次があるなら、次は本気で……ヒーローに……)
そんなこと思いながら、その青年ガロウは死んでいった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すっぱ梅 - むーちょさん» またまた感想ありがとうございます！ この後はまだ考え中なので、更新が遅くなります。よろしくお願いします。 (2018年12月24日 17時) (
レス) id: 2b9256e999 (このIDを非表示/違反報告)
むーちょ - 最高です！最高過ぎてやばいです！好きです！(( (2018年12月23日 19時) (レス) id: b644f9dd35 (このIDを非表示/違反報告)
すっぱ梅 - むーちょさん» 応援ありがとうございます！ 期待に応えられて、うれしく思います。 (2018年12月19日 20時) (レス) id: 2b9256e999 (このIDを非表示/違反報告)
むーちょ - ガロウかっこいいです(*´°`*)大丈夫ですよ！期待に応えまくってますから！これからも応援してます (2018年12月19日 18時) (レス) id: b644f9dd35 (このIDを非表示/違反報告)
すっぱ梅 - むーちょさん» 戦闘シーンは苦手なのでご希望にこたえられるかは微妙ですが、頑張って書こうと思います。 (2018年12月18日 20時) (レス) id: 2b9256e999 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
