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巨匠side
俺のことを尊敬していたと、
昔から見ていたと、
追いかけていたと、
Aは言った。
君は俺のことを憧れの先輩としてみてくれているのかも知れないけれど、
俺はそうじゃない。
Aのことを、
好きな人だとして見てる。
でも、Aのために、
いや、もっと見て欲しくて、
憧れの先輩を演じてる。
本当の気持ちは隠したままで。
本当は君の体すべてに触れたい。
だけど今は頭の上で。
本当は家まで、手を繋いで歩きたい。
だけど今はタクシーが来るまで。
本当はずっと一緒にいたい。
だけど今は夜12時まで。
募る募る。
思いはどこへ?
今日もほら、俺のことを、
先輩としかみてないんだろう。
だからいつも、
まったく砕けない態度で
変わらぬ温度で
もうだめだ。
A「お先に失礼します。皆さん、ありがとうございました。」
そういって、みんなの中から出て行く君を追いかけて、
巨匠「送ってくよ」
なんて、らしくない言葉を吐いた。
いつ、信頼が崩れるか。
もうすぐその時。
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沙英(プロフ) - かかお豆さん» ご指摘ありがとうございます。 (2016年8月7日 10時) (レス) id: 5b87eb1349 (このIDを非表示/違反報告)
かかお豆(プロフ) - 実在する人物・団体を取り扱う作品は、例えストーリーがオリジナルでも二次創作に含まれます。ですので、オリジナルフラグは外しましょう。 (2016年8月7日 3時) (レス) id: 7337257517 (このIDを非表示/違反報告)
沙英(プロフ) - 凛さん» 了解です! (2016年8月2日 14時) (レス) id: 5b87eb1349 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - はじめまして(^^)vGENちゃん可愛いですね!KEYTALKも大好きなので書いて欲しいです! (2016年8月2日 14時) (レス) id: f24d1d5617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙英 | 作成日時:2016年8月2日 8時