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花を唄う【曲パロ】 ページ1

「何見てるの?」



「ううん。なんもないよ」



近くて遠い君



君と握る手が痛いや



君はの笑顔はみんなに見せる笑顔



それでも私はあの花のように綺麗で可憐に笑うの



偉いでしょ?



桜の舞うこの春、



私は君に



「さよなら」



なんて言えずに



言わなきゃずっと引きずったままなのに



君は私が言わずとも気づかないんでしょう?



目の前には私の大好きな君の笑顔



私から見ると君の笑顔はこの世の何よりも素敵で



どれだけ願ったって叶うはずない



だから一人君の声を聴くの




聞きなれた君の曲を口ずさみながら歩く



さっきまで君と繋いでいた私の手は冷たくなっていて



咄嗟に振り返った



そうか、君の手は暖かいままだったんだね



ふと思い出し前を見る



沢山の光に照らされる君



どうしようもなく綺麗で



息を飲み込むことしかできず戸惑う



どうせ無理なんだって知ってる



なら最初から諦めよう



君の幸せを願おう



これでいいって自分に言い聞かせる



私がそんなことを考えてることも知らない君は



歌い続ける



何かの手違いでもいいから



最低な考えだけど



天邪鬼な結末にならないかな





君は私を見てない



「何見てるの?」



「ううん。なんでもない」



君の笑顔はみんなに見せる笑顔



それでも私はあの花のように君の隣に立つために



綺麗で可憐に笑うの



私の知らないところで沢山の経験をする君



一緒に進んでいたはずの私を置いてけぼりにして



叶わない夢なんてこと知ってる



でもその時を信じて努力し続けるの



一方的な想いだけれど。




出会い、そして別れの季節



私は君に



「さよなら」



なんて言えずに



言わなきゃずっと引きずったままなのに



君は私が言わずとも気づかないんでしょう?



目の前にはやっぱり離れられない私の大好きな君の笑顔



私から見ると君の笑顔はこの世の何よりも素敵で



どれだけ願ったって叶うはずない



だから一人、君の声を聴くの



天邪鬼な結末になりますようにって願いながら。

〃2→



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作者名: | 作成日時:2022年6月7日 19時

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