うさぎ ページ26
( 樹 side )
北人の一言で射的をやることにした俺ら
相変わず慎にバカにされているはーちゃんは、いつものようにムキになって射的に挑戦した。
しかし、さっきから玉は狙ったところへ少しもかすりさえしなかった。
あーもー、見てらんねぇ。
そう思い、俺は銃を持ち直させはーちゃんの狙っていたであろう、うさぎのぬいぐるみへ玉を発射させる。
見事に玉はうさぎへ一直線に進み、うさぎはコロッと落ちた。
A「 わぁ！みてみて！落ちたよ！ 」
おっちゃん「 はいよ〜。彼氏さん見事に当てたねー！ 」
樹「 …いや、そんなことないっすよ。 」
屋台のおじさんは俺らを見て “ カップル ” と間違えたらしい。
しかし、何故だか否定しなかった。
おじさんは、はーちゃんにうさぎのぬいぐるみを手渡し
はーちゃんは、それを受け取りとても大事そうに抱えている。
樹「 そんなに欲しかったの？ 」
A「 うん！だって、可愛いもん。笑 」
樹「 よかったな。 」
A「 えへへ、ありがとう藤原くん。 」
はーちゃんは嬉しそうに笑いながら俺を上目遣いで見つめる。
その姿はいつもよりも可愛く、俺がニヤけてしまいそうだった。
樹「 じゃあ、行こっか。 」
A「 うん！ 」
とっくに射的が終わり、りんご飴の屋台に並んでいるふたりに合流しようとするも
はーちゃんが人の波にさらわれそうだった。
樹「 ほら、危ないよ。 」
A「 ふぇ？ちょっ！ 」
俺はさりげなくはーちゃんの手を握り、人の波をかき分ける。
その手からはどちらの温度かわからないほどふたりとも暑くなっていた。
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杜若(プロフ) - れもんさんのアソビゴコロという作品に似てますがこの作品はこの作品で楽しませていただいてます！ (2019年9月17日 6時) (
レス) id: 2722c7dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ほんとにありがとうございます！！来夢さんのペースで待ってます！！ほんとにありがとうございます！！ (2019年8月14日 23時) (レス) id: 9ac46dce77 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - りんさん» 了解しました！ぼちぼち落ち着いたら書かせてもらいますね(><) (2019年8月14日 23時) (レス) id: 5e5a40dc2a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - コメントレスありがとうございます！！わー！考えて貰えて嬉しいです！私Twitterやってないのでこっちで書いて貰えると嬉しいです！ほんとわがままですみませんっ！次もほんとに楽しみにしてます！！ (2019年8月14日 23時) (レス) id: 9ac46dce77 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(><)わわわ、ぜひ書かせてくださいッ！Twitterにでもひっそり書きたいと思いますね！次回作でもよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年8月14日 23時) (レス) id: 5e5a40dc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸 | 作成日時：2019年4月27日 18時
