87話 ページ42
晴side
in家
晴「あー はい
すみません。ご迷惑おかけします」
晴「今から迎えに行きますので
───...はい、よろしくお願いします」
清華「......」
晴「キヨ、悪いけど後任せていいか?
俺、零とA迎えに行かねーと」
清華「何よ?もう高校生でしょ?
迷子にでもなって、二人で帰ってこれないの?」
晴「迷子じゃねーけど、二人で帰るのは無理だな」
晴「零は今朝から熱あったし
Aは零が熱あったから熱あるだろーし」
晴「とうとうブッ倒れた」
清華「知ってて学校行かせたの?」
晴「今日は大事な課題提出っていうから──」
晴「あ、そーだキヨ。これやっぱ返すわ」
清華「何よ?」
俺は彼女の連絡先が書いてある紙をキヨに返した
清華「............」
清華「.........電話してないの?」
晴「必要ねーだろ?きっとむこうもさ!」
清華「.........そうね。彼女今度結婚するんだって」
清華「だから昔傷つけたアンタにちゃんと謝りたかったんだって」
清華「アンタが今
笑って誰かを好きだといいね───って」
晴「ほらな。全然必要ねぇよ
こっちもむこうも!」
言われるまでちっとも思い出さなかった
だって
今、お互いの頭を占めているのは、きっと別の顔
37人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鎖那(プロフ) - 、さん» 外し忘れていました。教えて下さりありがとうございます。 (2018年8月15日 14時) (レス) id: f55603b56a (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月15日 11時) (レス) id: e59c1a93ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鎖那 | 作成日時:2018年8月15日 11時