49話 ページ3
Aside
零「晴は優しい...から
俺は、傍にいるといつも8歳の
子供に戻ったような気分になる」
亜樹「───別に、それでいーじゃん」
亜樹「あのクソ兄貴はきっと俺ら弟や妹がいなかったら、テキトーな女につかまって
テキトーにダラダラ生きてたんだろーし」
亜樹「あの兄貴に群がる女性って昔からロクなのいねーんだよ」
貴・零「「それはよく判る」」
亜樹「───そんで
多分俺と蒔麻もそーなんだわ」
貴・零「「.........」」
亜樹「──何で俺達兄弟ってこう...」
────回想
晴「え!?
亜樹、お前また彼女と別れちゃったの!?」
亜樹「るさいな!!だってあいつ、兄貴のことばっか聞いてくるし!!」
晴「へーへー」
亜樹「大体蒔麻だって長続きしたためしねーぞ」
蒔麻「俺のは
亜樹がいつも邪魔するからだろ───?」
亜樹「だって、コイツの女の趣味悪いぜ?
あの女、二股かけてるだろ!?」
蒔麻「正確には三股
別にいいんだって、お互い知ってるんだし」
亜樹「お前サイテー!!」
亜樹「......思い出したら泣けてきた」←女運の悪い兄弟
貴・零「「ごめん/すまない
私/俺にはよく判らない」」
亜樹「お前らはいーんだよ
むしろずっと判んないままでいてくれ...」
亜樹「───...まあ、とにかくお前らのことがあってからそれどころじゃなくて、
考えてみりゃここ最近俺ら真っ当に生きてるよなァ!!」
亜樹「だから、いーんだって!!
子供のお前らいるのは!!」
貴・零「「?」」
亜樹「ま、お前らがいりゃ
兄貴も女連れ込むこともねーし
あのタイプはお前らみたいなのが傍にいる方が真っ当に働くからいいんだよ!!」
貴・零「「そうなの?/そうなのか?」」
亜樹「お前らにねだられて15万の炊飯ジャー買うなんてバカみてーだけど
あの兄貴が貢がれたことはあっても貢いだことはねーんだぜ?ひひ、ザマーミロってな!!」
タヌキ[ペタ]
亜樹「おかしくって...─────ん?」
ひ た
亜樹の足の下にタヌキがいた
亜樹「っ!!」
貴・零「「あ」」
亜樹「ギャ───────────!!!」
貴・零「「タヌキ、餌やるの忘れてた」」
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鎖那(プロフ) - 、さん» 外し忘れていました。教えて下さりありがとうございます。 (2018年8月15日 14時) (レス) id: f55603b56a (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月15日 11時) (レス) id: e59c1a93ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鎖那 | 作成日時:2018年8月15日 11時