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jm「ダーヒー！」
白い息を吐きながら、ジェミンが駆け寄ってくる。
珍しく私の家の前にいないから、ジェミンの家まで来た。
jm「も〜、1人で歩いたらだめでしょ。来るなら連絡してよ、そしたら家で待っててって言ったのに！」
と私の両手を掴んで、ぷんぷん怒りだした。
「なんで来なかったの？珍しいじゃん。」
jm「む、友達が家に来て片付けが大変で朝までかかった…」
確かに少し浮腫んでる気がする。
jm「それより！ダヒや、冷えてるじゃん！！」
「うん。今日寒いね。」
季節はもう冬で、ブルリと身を震わせる。
jm「アイゴー、ほら、これ使って。」
何かあったかい物を手に握らされた。
「ん？カイロだ！ありがと」
jm「ん〜！エギや、キヨミ！」
とジタバタしてる。
今日もテンションがおかしいなぁ。
ー
大学について席に座ると、誰からカトクが来てる。
ジェノ今度の試合くる?
あ、試合の応援行くって話してたな。
やばい、バイト入れまくっちゃった。
ダヒごめん
ダヒバイト入れちゃった。
ジェノいいよ全然、また誘うね。
ダヒ楽しみにしてる。
jm「ジェノから？」
「うん。」
スマホを横から覗き込んでくる。
頭がぶつかる距離に、やっぱり距離感がバグってることを感じる。
jm「試合見にいくの？」
「うん。でも、しばらくは無理かな。」
jm「…ナナも行っていい？」
キュー？っと愛嬌される。
いきなりの愛嬌に驚きつつ、
「サークルあるでしょ。」
としっかり拒否する。
この男は、よく私を理由にサークルを休みたがる。
ちゃんとすることはする人なのに。
jm「えー、じゃあ、ダヒも入ってよ。」
「バイトあるもん。」
jm「バイトなんてしなくていいよ、」
ジェミンはバイトしてない。
お金持ちっていう話は聞かないけど、多分うまくやってるんだろうな。
私はいつの間にかお菓子をいっぱい買ってしまうし、無駄遣いが多くていつもピンチなのに。
ー
やっと考査がおわったので、更新再開して行きたいと思います！
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作者名：Sabi Wabi | 作成日時：2021年11月6日 14時
