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｢ああ、そのまま出口潰し続けてくれ。多分反撃はない｣
｢限定的とはいえ、術式範囲が広い分本体に攻撃能力が無いってこと？｣
｢あくまで多分な｣
｢術式範囲、結界、被害者数全てが本体から力奪ってるといったとこでしょうかね。少しうざったいモグラだと思えば問題ないかと｣
｢あー、なるほどね｣
(彼岸の言う通りだ。ラッキーだ。これなら早い内に祓える)
(となると問題はその後か、、)
脳裏によぎったのは、現在虎杖が対峙している呪霊
何の目的で現れたかは分からないが少なくとも
三人が息を整え、再び呪霊へ仕掛けようとした刹那
｢ッ！、、｣
｢釘崎!!｣
不意に結界内に開いた穴から伸びた手が釘崎を捕らえた
｢問題ない！アンタらはモグラを叩け！｣
すかさず伏黒が釘崎に向かい手を差し伸べるものの、その手は宙を切る
｢クソッ！あいつよく吸い込まれるな！｣
(吸い込まれやすいってどういう体質？)
｢釘崎？｣
｢おほっ！なんだぁ？兄者かぁ？｣
｢俺も!!｣
｢！あﾞぁ？！｣
更には、穴に引きずり込まれた釘崎を見ていたのか呪霊が嬉しそうな声を上げ穴に飛び込んで消えていく始末
｢逃げた？！放っておいて良いのか?！｣
｢釘崎もソイツも結界の外に出たんだ！予想以上に面倒臭せぇのとバッティングしてるかもしんねぇ！｣
｢釘崎さんはモグラもどきでもアンタが相手してた呪霊でもない
｢それに比べてコッチは想定よりずっと楽だ！二人で何とかなる！釘崎優先!!追え!!｣
｢、、、ヤバくなったらお前らも出てこいよ！｣
此処に二人を置いてくのに不安を抱いた虎杖に雑に手を振って返す伏黒
｢問題ありません。其れよりも一刻も早く釘崎さんの元に向かった方が良いかと｣
｢！応！｣
虎杖 釘崎 side
一方、突然現れた腕により釘崎は領域に入る直前に通った川辺に引き戻されていた
｢このっ、、、触んなｯ!！｣
｢女性でしたか。此れは失礼｣
｢げぇ、、｣
水しぶきを立てながら現れたのは何とも奇抜で破廉恥な格好をしたガタイの良い男
余りにもショッキングな格好だっため、思わずドン引きする釘崎
そんな釘崎を見て、呪詛師(？)が口を開いた
｢我々兄弟に課せられたお遣い、、その中に呪術師殺しは含まれていない
退けば見逃しますよ、お嬢さん｣
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Contrast(プロフ) - ぴぴさん» ぴぴ様ご指摘ありがとうございます！私自身全然気付いておりませんでしたので、教えて下さり有り難うございます！より楽しんでいただけるよう努力させていただきます!! (2021年4月3日 0時) (
レス) id: 8384124a90 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - とても面白いですね。すこし嫉妬しちゃうぐらいです。ただ、文章の句切りがついてない変なところで改行をしていて、読みにくいときがあるので気をつけた方がいいと思います。 (2021年4月2日 20時) (レス) id: ec02a6ee69 (このIDを非表示/違反報告)
Contrast(プロフ) - りんごさん» そう言って頂けて幸いです!ありがとうございます! (2021年4月1日 10時) (レス) id: 8384124a90 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 好きです^ - ^更新頑張ってください (2021年4月1日 0時) (レス) id: 1abcf988f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Contrast | 作成日時：2021年1月28日 0時
