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伏黒は焦っていた
先程呪言により吹っ飛ばされた呪霊が態勢を整えてくるのは時間の問題だ
先輩達はもう闘えないだろう
そして己の式神は拡張術式である不知井底ぐらいだ
彼岸も戦えるがいつまで持つかも分からない
そして戦うならば先輩達を避難させなければならない
正に絶対絶命。その文字が似合う状況
その時だった
突然背後から呪霊に攻撃が仕掛けられる
特級戦に応援しに来た真希のものだ
だが、特級の頑強な身体により刀はいともたやすく折れてしまう
(あれって三輪先輩のでは？)
その場で思わす場違いな事を考えるA
[そのなまくらでは私は斬れませんよ]
すかさず伏黒が持っていた呪具で応戦する
目の樹は他と比べて脆いのかダメージが入っていた
[こちらの刀は
｢もっといいのがあるぜ｣
伏黒が影に手を突っ込み、取り出した呪具を手に取る真希
｢これを使うのは胸糞悪ィけどな｣
[特級呪具 游雲]
呪具とは呪いを宿した武具の事を指す
その威力、能力によって術師と同じく等級がつけられており、等級が高い呪具ほど呪術戦において、大きなアドバンテージとなる
真希の使う“游雲“は術式は刻まれておらず、持ち手のパワーによって大きく左右される呪具であり、売ったら五億は下らないと云われている
そしてAの使う“顕明連“も同じ特級呪具とされている
真希が游雲を振りかざし、特級に攻撃を仕掛ける
攻撃を受けた特級は屋根の上から凄まじいスピードで森林の奥まで吹っ飛ばされる
[玉犬
“玉犬 渾“
伏黒は今までの戦闘において拡張式神“不知井底“以外全て破壊されている
そして
しかし、破壊された式神の術式と力は
凄まじい勢いで追い討ちを掛ける玉犬 渾
(速い！手負いの腕から落とすつもりか)
(、、、術師の少年は森の中)
その時真希が姿を表す。その手には伏黒の刀がしっかりと握られている
(ｯ、少年の剣！)
瞬時に伏黒が游雲を使い呪霊の首に攻撃する
そして攻撃を食らい少し動きを止めた呪霊に対し、飛び上がったAが顕明連を振り上げる
刀はすっぱりと綺麗に目の樹を切り裂いた
｢真希さんｯ！｣
阿吽の呼吸、正しくその表現が似合う程綺麗に呪具を交換した伏黒と真希は同時に攻撃を仕掛けた
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Contrast(プロフ) - ぴぴさん» ぴぴ様ご指摘ありがとうございます！私自身全然気付いておりませんでしたので、教えて下さり有り難うございます！より楽しんでいただけるよう努力させていただきます!! (2021年4月3日 0時) (
レス) id: 8384124a90 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - とても面白いですね。すこし嫉妬しちゃうぐらいです。ただ、文章の句切りがついてない変なところで改行をしていて、読みにくいときがあるので気をつけた方がいいと思います。 (2021年4月2日 20時) (レス) id: ec02a6ee69 (このIDを非表示/違反報告)
Contrast(プロフ) - りんごさん» そう言って頂けて幸いです!ありがとうございます! (2021年4月1日 10時) (レス) id: 8384124a90 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 好きです^ - ^更新頑張ってください (2021年4月1日 0時) (レス) id: 1abcf988f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Contrast | 作成日時：2021年1月28日 0時
