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「まあプロに比べたらまだまだって感じだったけど、僕も好きだったな」
「A、見せてあげたら？」
二人が来たことによって曖昧な反応をする女の子たち。あ、そっか。好きって言ってくれた二人の事を馬鹿にされたような気がしてイライラしたんだ。
なるほど。なんてその場に似合わない解釈をして、新しい夢を見つけた。…でも、小説家で食っていくには難しいし、語学だけを勉強ってやっぱりちょっと辛い。もっとこう…、小説みたいに私の頭の中を表現出来るようなの、そんなの……。
「あ！」
「え、どうしたの、急に」
「職員室に行ってくる！」
呼ばれてるの忘れてたの…？と呆れられるような声で女の子たちが話しかけて来るが今ので将来の夢が決まった私にとっては気分がいい。
「えへへ。ありがとう。皆のおかげで夢、見つけられた！」
唖然とする中、一人抜け出して職員室へと向かう。この時間先生は職員室にいると言っていたから。ガラガラと開いて担任の先生を呼んで早速話をする。
「どうした。悩み事か？」
「先生、あの」
「ま、まさかいじめか！？誰かに意地悪されたのか！？」
「夢が決まりました！」
「はぁ！？」
いじめの話を上げた時点で職員室にいた先生の目がこちらに向いていたのに、夢を上げた途端周りの先生も唖然としていた。
「私、小説家とデザイナーさんになりたいです！」
「お、…おう」
「小説家は趣味で頑張って叶えるので、デザイナーになれる学校に行きたいです！」
パンフレットをくれると言っていた先生なら、私より高校のことに詳しい。なら探すよりも頼った方が早い。
「デザイナーって言ってもな、なんのデザイナーだ？」
建築、服、ウェブ、イラストレーターもデザイナーに含まれるんだぞ。と分かりやすく説明されて迷わず服と答える。
「なら一校ある。家庭科専門の」
先日セン君に教えて貰った家からチャリで一時間半のブレザーの学校。
「ここにします」
「よし分かった。じゃあ、サポートはする。悩みも先生は聞くから、テストであと10点ずつ上げろ」
「分かりました！」
「それからな、小説家になるにはネットに上げてファンをつかまえろ」
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ゆら - わー！私、丁度受験終わったところなんです(´TωT｀) (2021年5月3日 12時) (
レス) id: 178b398402 (このIDを非表示/違反報告)
あーやんの向日葵畑(プロフ) - こちらもすべて見ました、個人的にaftertheRainが好きでとても素敵なお話がたくさんありました！どの作者様の思いが込められていて幸せな気持ちになりました、神企画の名にふさわしいものですね(*´艸｀*素敵な作品をありがとうございました！ (2020年3月15日 21時) (レス) id: 6889ca0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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