くのたま上級生 ５ ページ6
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Aside
きよ｢A〜？｣
『きよちゃん、何？』
きよ｢ボーッとしてたから｣
『あぁ、入学式の日思い出してたの。あの日も桜の木咲いてたな〜って』
鶴｢懐かしいね〜｣
教室でボーと入学式の日を思い出していたら教室にきよちゃんと鶴ちゃんとソラとハナが入ってきた。
ハナ｢ここで自己紹介が終わった後ソラが窓開けて大声で“私は最強のくノ一になる！”って宣言したの今でも鮮明に覚えてるよ｣
『あれ、忍たまのとこまで聞こえてたからね』
きよ｢シナ先生も驚きだったでしょうに｣
ソラ｢掘り起こさないでよ、恥ずかしいんだから｣
鶴｢あの時のソラちゃんを思ったらだいぶ落ち着いたよね。5人の中じゃ1番やかましいけど｣
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
シナ｢あら5人ともここで何してるの？｣
5人で思い出話に浸ってると若い山本シナ先生が来た。
『シナ先生、入学式のソラの最強のくノ一宣言のこと話してたんです。』
シナ｢あぁ懐かしいわね。あれももう5年前か、時の流れは早いわね｣
きよ｢ですね。もう五年生ですもん｣
鶴｢ソラちゃんもだけどAも結構成長したよね｣
きよ｢学園長先生の話の時私の前にいて、この子結構やる気あるなって思ってたら急にキョロキョロしだして不安な顔になり始めてたんだもん｣
ハナ｢その後の弱気な発言ね｣
『そんなこともあったっけ』
ソラ｢そうよ！私の言葉が無かったらアンタ今頃ここにいないかもよ！｣
シナ｢ふふっそれほど皆が成長したってことよ
さぁ、今から外で演習よ｣
大好きな兄を亡くすもその兄のようになりたいと忍術学園に入学したきよちゃん。
母親の姿に憧れ、母親のためにくノ一になると言った鶴ちゃん。
双忍として2人で立派なくノ一になる夢と覚悟があるソラとハナ。
皆理由があって
私だって最初は不純な理由だったけど今は、皆と一緒にくノ一になりたいっていう立派な理由があるから。
個性が強い5人だけど5人でいないと落ち着かないんだよね。
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
やっぱり変だ〜！！
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作者名：ピーチお嬢 | 作成日時：2023年12月16日 1時
