くのたま上級生 3 ページ4
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シナ「こんにちは。さっきも言ったけれど担任になる山本シナです。これからよろしくね。それでは1人づつAちゃんから自己紹介をお願い」
入学式の後山本シナ先生に着いて行き、教室へ向かった。
教室に着くと山本シナ先生に席に座るように言われ全員が席に着いた。
山本シナ先生の軽い自己紹介が終わると私達の番になり、席順に私が最初なのでその場で立ち上がった。
『は、初めましてAAです。えっと…くノ一になるため頑張ります!これからよろしくお願いします!』
シナ「ありがとう。じゃあ次はきよちゃん」
きよ「はい、古賀きよです。よろしくお願いします」
シナ「ありがとう。それじゃあ鶴ちゃん」
鶴「はい。松之木鶴です。立派なくノ一になるのが夢です。仲良くしてください。よろしくお願いします」
ソラ「はいはーい!私、九鬼ソラ!誰よりも強いくノ一になる!よろしくね!」
ハナ「九鬼ハナです。ソラとは双子で私が妹です。よろしくお願いします」
シナ「皆ありがとう。では今から学園のことについてやくノ一のことについて説明していきます。」
全員自己紹介が終わった。
皆個性が違うくて再び不安に襲われた。
でもこの5人ならやっていけそうな気もする。
シナ「あなた達に1つ質問いいかしら」
5人「?」
シナ「あなた達は本気でくノ一になりたいですか」
疑問に聞いてくるのじゃなくて、私達の意思を確かめてるみたいな感じだった。
シナ「こっち側の世界は危険です。どんな怪我を負うかも分からない、最悪命を落とすかもしれない、大切な人が居なくなるかもしれない。忍の世界は残酷です。そしてくノ一はその忍の中でも男に比べると数少ない。本当にプロの人はごく稀です。簡単な覚悟だけじゃ忍は務まらない。
あなた達は今どんな覚悟を持ってこの場にいますか」
きよ「…私、年の離れた兄がいたの。すごく仲良くて大好きだった。
兄はプロの忍者だったの。ある城に勤めてた。
でも、その城と敵対してる城の戦で忍者隊として戦ってた兄は亡くなった。
兄の事もあるし忍が危険なのは分かってる。けど、私も兄みたいになりたかったから。だからくノ一になりたい」
ソラ「私はさずっと昔からハナと一緒に双忍になりたかった。なんでかは分からない。気がついたらそれが夢だったから。」
ハナ「ただの夢だけど私達にとって大事な夢だから。」
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作者名:ピーチお嬢 | 作成日時:2023年12月16日 1時