番外編〜初めての実習〜 ページ17
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シナ「貴方たちに実習をしてもらいます」
突然シナ先生がおっしゃった事から始まった。
『実習と言っても何をするんですか?』
シナ「簡単よ。忍たまを騙して毒を盛るの」
「「「毒…」」」
シナ「えぇ、くノ一は色の授業があります。
今回の実習は色の授業のための第一段階と言ったところね。
毒と言っても眠り薬よ。
鶴ちゃん作るの手伝ってくれるかしら」
鶴「はい!」
毒と聞いた瞬間目をキラキラさせていた鶴ちゃんが今までにないくらい元気の良い返事をしていた。
鶴ちゃんあんな大きい声出せたんだ…。
シナ「今から貴方たちにターゲットを決めてもうわ。
着いてきて」
そう言って連れてこられたのは実習場。
ちょうど忍たまの一年は手裏剣の練習をしているみたい。
シナ「あの中から
あの中からって言われてもいっぱいいるんだけど…
ソラ「私あの子がいい!」
そう言ってソラが指さした方を見ると同じ顔した子が2人いる。
『どっち?』
ソラ「あの自信満々そうな余裕ぶってるやつ!」
『納得』
ハナ「じゃあ私は同じ顔のもう1人の気の弱そうな子にしようかな」
鶴「私は髪の毛ボサボサの子。あの子確か生物委員会に入ってたから毒について詳しいかもだし!」
きよ「じゃあ私はあの真面目そうな子」
『あの子豆腐好きで有名だよ』
きよ「あの子が噂の豆腐小僧…まぁいっか」
『私はあのうどん髪の子!』
シナ「決まったわね。それじゃあ準備よ!
決行は今から3日間のうちよ
上手くいかなかったら補習だからね」
そんなこんなで私達の実習は始まった。
勘「俺たちそんな理由も無しに毒盛られてたの?」
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作者名:ピーチお嬢 | 作成日時:2023年12月16日 1時