好きだよ、ヒビキ。

卒業 ページ40

学パロです

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「もう卒業か〜なんか早いな」

『だね3年間なんかあっという間』



卒業証書の授与式が終わって、今は自由時間。

みんな中庭に出ていて写真を撮る人、友達や先生と話す人、泣いている人、帰る人。

帰る人は極小数だけど。


みんなバラバラ。

今日でお別れになる。顔を見ることはなかなか来ないと思うし、話すこともないと思う。



まぁ、私の場合ヒビキとコトネ、シルバーは幼馴染で家が近いから全然会えるけど。




「みんなこれからどうするんだろ」

『どうするって？』

「いや、全員違う道に進むじゃん？…どう言葉にすればいいか分からないけどこれからどうするんだろ〜って」



何言ってるか分からないけどなんか分かる。


『次の場所では1人だもんね』

「僕たちは次も一緒だけどね」



そう、私たち4人は次の進路も同じ。






ｺﾄﾈ「おーい！A〜ヒビキくん〜！！一緒に写真撮ろ！」


コトネに呼ばれて顔を向けると、学校に立っている木の中で1番でかい桜の木の下でカメラを持って手を振っていた。

そばにはシルバーもいる。
嫌そうな顔で木にもたれてるけど。



小走りでコトネ達の方へ向かうとコトネのお母さんがカメラを構えた。


シルバーはいやいやしながらだけど4人で近くに並んでピースをした。






ｺﾄﾈ「これからも仲良くしようね！」

『うん！』



なんて言って抱き合う。

これからも一緒なのに。





3年間過ごした同級生と離れるのは寂しいけど、新たな人生にワクワクした。


次は何が待ってるかな。

新しい友達できるといいな。



みんなも頑張ってね！



--------ｷﾘﾄﾘ線--------


今年卒業の人おめでとうございます！

お嬢も無事卒業しました〜！！！


4月からは誰も知ってる人がいない状態で不安だけどお嬢も頑張るので皆さんも頑張ってください！！

もちろん次受験生になる人も後輩が入ってくる人も頑張ってください！


ヒビキが応援してくれますよ！

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