君に癒しを ページ38
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『お疲れ様、ヒビキ』
「A〜!ほんと疲れた〜」
今日、ヒビキはジョウト地方のチャンピオンとしてまだトレーナーとして旅立てない幼い子達のために
色んな街に行ってポケモンのことについて教えてあげてたみたい。
やっぱり幼い子は自分のポケモンがいないからヒビキのポケモンに興味津々だったらしく、
ヒビキもバクフーンやその他の手持ち5匹も相当疲れたらしい。
「子供は可愛いし、ポケモンのことをこんなに興味津々で聞いてくれるのは嬉しいけどやっぱり相手すると疲れるね」
『子供は元気だからね〜でも、ヒビキも昔はそうだったよ?
野生のポケモン見つけたらすぐさま走ってどこかへ行ってドロドロになって帰ってくる。
そしておばさんに怒られての繰り返しだったじゃん』
「…そうだっけ?」
忘れたフリしたな?
でも、元気ではしゃいでたのは私も一緒だけど。
それにしても、本当に疲れてるみたい。
さっきから眠たそうにしてて、あくびまでしてたし。
そうだ、疲れている君に癒しをあげよう。
『ねぇ、ヒビキ。癒し欲しい?』
「え、う、うん…?」
ギュ
「!?A…!?」
『元気、出るでしょ?』
ヒビキの後ろに回って、バックハグ。
小さい頃ヒビキが疲れた時や落ち込んだ時こうしてハグしてたけど、大きくなってからはしてなかった。
久しぶりのハグで心臓はバックバクだけど、
ヒビキの頬から耳にかけて真っ赤で照れた顔が見れたからいいかな。
私が疲れた時は今度はヒビキからやってね。
なーんてね
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マニ。(プロフ) - ✉️。久しぶりです、あけおめでことよろです!あのですが新しいスマホ買えましたか?買えたら返事待ってます。これからも更新応援してます。 (1月1日 18時) (レス) @page29 id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピーチお嬢 | 作成日時:2023年11月6日 16時