好きだよ、ヒビキ。

バレンタイン ページ36

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「これ、僕に？」

『うん』



2月14日。

街は甘ったるい香りで包まれる日。


今日のために1ヶ月前からずっと研究してきたマカロン。

決めたんだ。今日ヒビキに気持ちを伝えるって。
長年閉じ込めていた想いを砕けてもいいから知ってほしい。



「ありがとう！すごい可愛いね！」



ヒビキの好きなポケモンの形をしたマカロン。

ピカチュウやイーブイ、ヒノアラシにチコリータ、ワニノコ。


焦がしたりとか失敗はいっぱいあったけど、喜んでくれて良かった。

でも、本番はここから。




『ヒビキ、マカロンの意味知ってる？』

「意味？…知らない」



やっぱり知らなかったか…。予想はしてた。

去年キャンディをあげても美味しそうに食べてただけだし。



『好き。』

「え、」

『ヒビキが好き。物心が着いた時から。ずっと好きでした…！』

「…」


怖い。

振られたらどうしよう。



ずっと黙ってるヒビキ。

振られるのかな？

この関係を壊したくないな…。

いや、それを覚悟して告白することを選んだんだ。



「なーんだ、同じなんだ」

『ぇ…』

「そういうのは僕から言いたかったな。


好きです。ずっと前から。


A、僕と付き合ってください」



嘘…。

同じ気持ちだった？

両思いだった？


夢…じゃないよね。



『はいッ！』




いつも一緒に過ごしたバレンタイン。

ただ、今年からは

彼氏彼女として一緒に過ごせるんだ。





「(お返しはチョコでいいかな)」






マカロン･･･あなたは特別なひと

キャンディ･･･あなたが好き


--------ｷﾘﾄﾘ線--------

バレンタイン大遅刻です！

ごめんなさい！



それからお気に入り20人いきました！

ありがとうございますっ！
凄く嬉しいです！


あともうひとつ

お嬢無事に受験受かりました〜！

行きたかった第一志望校に！


受験当日の朝に通知来てて見たらお気に入りが20人いっててすごく嬉しかったですー！




これからも“好きだよ、ヒビキ。”をよろしくお願いします！

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