検索窓
今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:4,886 hit

クリスマス ページ23

.



「綺麗だね」


『…うん、ほんと綺麗』






私に言ったのか、はたまた本当に目の前に広がるイルミネーションに言っているのか。

定かでは無いけどイルミネーションに言っていると解釈して応える。




ヒビキと過ごすクリスマスは何年目か…。

幼い頃からずっと一緒で、気づいたらクリスマスの日は一緒に過ごすのが当たり前になっていた。




でも、今年は違う。

家族ともう1人の幼馴染と一緒ではなく2人きり。

皆気を使ってくれたみたい。








『2人でクリスマス過ごすのは初めてだね』

「今までは僕の家族とAの家族、コトネの家族と過ごしてたからね。
僕達が付き合ったことで皆気を使ってくれたからね」

『コトネに悪いことしちゃったな』

「明日は一緒に過ごすじゃん」

『そうだけど』






なんて、本当はコトネにすごく感謝してる。

ありがとう、コトネ。


心の中で言っても本人には聞こえないけどね。









「月が綺麗だね」

『え…?』



意味があって言ったのか、何気なく言ったのか。

それは本人にしか分からないけど

耳を赤くしてるってことはそういう意味でいいのかな。







「ねぇ、キス…してもいい?」

『…うん。いいよ』





聖なる夜、光に包まれキラキラと彩るツリーの前でほのかな温もりが唇に触れる。



その温もりはやがて数秒したら小さな音を立てて無くなる。





「大好き」

『私も』





私、今世界一…ううん宇宙一幸せだ!









〜その後のAとコトネ〜


コトネ「ねぇ〜A〜ヒビキくんとはどうだったの?


チューした!?


ねぇねぇねぇ!」



『おしえなーい』



コトネ「えぇー!教えてよ!ねぇ!どこまでいったの!?」


『そんないってないから!』


コトネ「そんなってことはチューはしたってこと!?えぇー!!」





興奮するコトネと人に言うのは恥ずかしいAでした。




━━━━━━━━━━━━━━━


メリークリスマス!


クリスマスはちゃんと当日に出せました!



皆様にも素敵なサンタさんが来ますように

花よりバトル→←王子と姫



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
22人がお気に入り
設定タグ:ポケモン , 短編集 , HGSS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マニ。(プロフ) - ✉️。久しぶりです、あけおめでことよろです!あのですが新しいスマホ買えましたか?買えたら返事待ってます。これからも更新応援してます。 (1月1日 18時) (レス) @page29 id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ピーチお嬢 | 作成日時:2023年11月6日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。