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カフェテリアでの話(1)〜アーヤside〜[6] ページ6

テーブルに戻ろうとすると、黒木君と若武に会った。

遅ーい!って言ってやろうかと思ったけど、
私はあのお姉さんのおかげで、心が温かくなっていた。

「久しぶり、若武、黒木君。」

黒木君は微笑んだ。

「久しぶり、アーヤ。遅くなってごめんね。」

若武は、身構えていたようだったから、かなりホッとしたみたい。

「ん、久しぶりだな。」

私は、テーブルにお盆を置いてから
さっき上杉君が引いてくれた椅子に座り、上杉君と小塚君に財布と飲み物を渡した。

「ありがとう。」

「サンキュ。」

若武が、ホットチョコレートをお盆から取った私を見て言った。

「さて、探偵チームKZの諸君。
今日集まってもらったのは、事件依頼があったからだ!」

えっ、事件依頼!

誰から!?

「事件を依頼してきたのは、真田 麻美。」

誰だろう?

聞いた事がない名前。

でも、皆は知ってるみたい。

上の方のクラスなのかな。

「アーヤは、アサの事知らないよな。」

アサ!?

ニックネームで呼ぶくらい親しいの!?

若武が言う。

「アサはクラスは受験Cだけど、先月受験Bから上がったばかり。」

え、じゃあ先月までは受験Bだったんだ。

会った事あるかも。

「それで、若武と小塚と同じ学校。」

と、黒木君。

「でも、僕は2組だけど若武と麻美ちゃんは、1組だよ。」

今度は、小塚君が言う。

「そして、若武とは保育園の頃からの幼馴染みであり、
今でも母親同士の付き合いがあるらしい。」

最後は上杉君。

幼馴染み、なんだ。

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希緒 - 楠なーさん» ありがとandこれからも宜しくd(ゝ∀・*)ネッ☆ (2017年6月2日 18時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー - 希緒さん» りょーかいです!頑張れandこれからもよろしく( *´艸`) (2017年6月1日 11時) (レス) id: 7164bf1d64 (このIDを非表示/違反報告)
希緒 - 楠なーさん» ありがと(*´∀`*) でも、取り敢えず自分で頑張ってみよっかな お手上げになったら宜しくお願いします(笑) (2017年6月1日 0時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 続編の行き方教えましょうか? (2017年5月29日 0時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 希緒さん» 普通に尊敬するよー。だからコメントも評価もしたし。ありがとう! (2017年4月30日 22時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:希緒 | 作成日時:2015年10月18日 4時

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