9訓 ページ9
『鬼は………女の子を………先生の所まで………連れて………って……スゥー………スゥー………』
「おい!寝るな」
頬杖ついて寝るAの肩を揺らした
『んっ………何ですか?』
「昔話の続き寝ないで話してくれ………鬼は本物の鬼なのか?先生って誰なんだ?」
『んぅー………鬼は………しろ………や………先生は先生………大好きな先生…………スピー』
しろや?!?
白矢?鬼に名前が?
それに………大好きな先生?!
余計にワケわからねぇ………
Aを揺さぶったが全く起きない………諦めて寝室までAを運んでやった
『スゥー………スゥー………』
規則正しい寝息………熟睡している証拠だ。
『んっ………ヤメテ………………』
「おい………?どうした………」
『んん…………殺さないで………』
寝ているはずのAがいきなり声を出した………悪夢でも見ているのか?
『ん゛ー………』
「おい!大丈夫か!!?」
苦しそうな姿が見ていられなくて肩を叩いて起こした
『ハッ…………あれ…………』
目を覚ましたAは天井を見たまま動かない………
「うなされてたぞ………大丈夫か?」
『………えっ!土方さん………あっ………今日泊まるって言ってましたね』
声をかけられ初めて俺の存在を思い出したのか少し目を丸くしたあと一人納得してる
「悪夢でも見たのか?」
『はい………最悪な夢………でも………現実………』
また天井を見てるその瞳は今までで一番悲しい色をしている
「現実…?………なぁ。聞かせてくれよ………Aのこと」
『………ごめんなさい』
「好きな女のこと………知りてぇんだ………だめか?」
『………どうして私のことなんか好きなんですか?私達は………カラダだけの関係ですよね』
サラリと酷ぇことを言いやがる………どんなに体を重ねても高価な品を貢いでも………
「………俺のこと好いてはくれねぇのか?」
『…………土方さんのカラダは好き………私は狡い女なんです………』
「そうかよ………本当に狡い女だ」
『アッ………』
Aの唇を奪い乱暴に着流しを脱いでカラダを貪る
『やだ………痛い………』
まだ濡れてもねぇ場所に無理矢理俺を埋め込んだ………
「このカラダが好きなんだろ………好きなだけくれてやる………」
『痛っ………』
痛がってるのに止められねぇほど………滅茶苦茶にしてやりたくて堪らなかった
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Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんばんさん初めまして(///ω///)♪すごく嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張りますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです*.゚+ヽ(○・▽・○)ノ゙ +.゚* (2020年6月17日 23時) (レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 初めまして。Zooさんの作品の土方さんが本当に好きですT T続き楽しみにしてます!更新無理のない程度で頑張ってください〜! (2020年6月17日 21時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Zoo | 作成日時:2020年6月10日 23時