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『美味しいっ！このお蕎麦本当に小太郎が打ったの？』
「さすがAだな！違いが分かるのだな！逃げの小太郎と言われている俺だが蕎麦の探求からは逃げたことはなかろうて！ハハハハハ」
「うるせー奴がいると思ったらやっぱりお前かヅラァ………」
「ん？…おおっ！銀時ではないか！またお前は仕事もせずにプラプラしおって………あっそうだ！蕎麦でもどうだ？」
「お前の打った蕎麦なんか食いたかねぇ！A！んなのより団子食おうぜ！お前みたらし団子好きだったろ？」
『ありがとう銀時！ここ座って？今お茶いれるから』
銀時がきた………
笑顔の銀時になんだか胸が高鳴ってしまった
落ち着こうとお茶をいれに奥の自室に向かった
今日銀時に言わなくちゃ………土方さんと結婚するって………
「へぇー………こここうなってんだ？住みやすそうだな！」
『えっ………ちょっと！勝手に入ってこないでよ』
「ｽｩｰ………はぁ………Aの匂いがするな」
『ばっ………バカ！変態！』
ニタリと笑う銀時の肩を小突いた
「………お前タバコ吸うのか？」
『えっ………』
机にある灰皿を指さす銀時………
『あれは………土方さんのだよ』
「入り浸ってんのか………あのクソマヨラー………そうだ！ここ禁煙にしろよ！そしたら奴も来れないだろ？」
少し悲しそうな表情をしたあとにパッと表情が変わって明るく話す銀時………
昔から変わってない………アレコレ頭で考えているくせにそれを見せないとするんだ
「Aの匂いがタバコに消されないようにアイツ出禁にしろよ？………ここに入っていいのは俺だけ♪」
『そしたら………銀時の甘い匂いで充満しちゃうでしょうが』
「今も充分甘ェじゃねーか」
『えっ？甘い匂いする？』
「お前の匂いは俺には充分甘ェつってんだよ………甘くて………ム ラ ム ラすんだけど居心地がいい………俺の本能も細胞もお前が大好きなんだろーな」
『バカ//……なにその口説き文句……』
自分の気持ちを隠す銀時が私を好きという想いだけはハッキリと見せてくるから………幼かった私はそれが嬉しかった………いや、今も嬉しいと感じている私がいる
でも………言わなくちゃ
『銀時………わたしね………』
「おおっ！実に懐かしい！この本ちゃんと預かっててくれていたのだな！」
いつの間にか自室に入ってきて本棚を眺めている小太郎のせいで銀時に言えなかった………
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Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんばんさん初めまして(///ω///)♪すごく嬉しいお言葉ありがとうございます！！更新頑張りますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです*.ﾟ+ヽ(○･▽･○)ﾉﾞ +.ﾟ* (2020年6月17日 23時) (
レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 初めまして。Zooさんの作品の土方さんが本当に好きですT T続き楽しみにしてます!更新無理のない程度で頑張ってください〜! (2020年6月17日 21時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Zoo | 作成日時：2020年6月10日 23時
