37訓 ページ37
ジャリ………
丑三つ時で静まりかえった本陣の屋敷………見張り番を労いながら中に入った
「あれ………」
Aの部屋はまだ灯りがついてる………起きてるのか?
スッ………
「A起きてるのか?」
障子を開けると………文机に突っ伏して眠るAがいた………文机には治療や手当ての本が重なっている
「こんな時間まで………ったく何してんだよ………」
ガキの頃からAはよく本を読んでいた………今みたいに徹夜で読み漁っては文机を寝床にしてたが………変わってねぇな
掛け布団を自分にかけてそのままAを後ろから包み込んだ………冷たくなったAのカラダと熱い俺のカラダがくっつくと気持ちがいい
『んっ………』
「起きたか………?」
『………えっ………銀時ッ!な、なんでここに………』
俺に後ろから抱きつかれている事に驚いて立ち上がろうとするがそれを阻止した
『銀時………なんか香水つけてる?………クサイ』
「あぁ………遊女の練り香水がうつった」
『本当に遊郭行ったんだ………もう離して!私寝るから………』
「やだ。寝かせねぇよ」
名前の腰に腕を絡ませて着物の差し込みから手を入れて胸を揉んだ………
『んっ………やめてよ………遊女と遊んできた………くせに………?』
「妬いてんのか?」
『………妬いてない』
「綺麗な御召し物着て………上等な白粉と紅ひいて………練り香水プンプンさせてて遊女はやっぱすげぇな」
『なんなの………そんな話は男同士でしなよ』
「でも俺ァ………全然興奮しなかった………Aの香りと声と感触じゃねぇとダメだ………」
『何言って………んっ』
Aの顎を掴み後ろに向けて唇を堪能した………
『ンあッ………銀時………』
遊女の激しい喘ぎ声にはこれっぽっちも興奮しなかったのに………Aの声はビリビリと痺れる位俺を刺激する
「A………A………」
『ンッ………ハァッ………銀…時』
………無我夢中でAを求めた
たまっていた欲を吐ききる頃にはすっかり外は白ばんでいて………………それでもまだ足りなくて足りなくて押し入れにこもりAを抱いた
『銀時………ハァッ………狭いよ………』
「悪ぃ………ハァッハァッ………止まんねぇんだよ………」
『わかった……好きにしていい……アッ』
Aは俺の欲全てを受け入れてくれた……暑くて息苦しくて喉も乾いて仕方なかったが最高の一時だった
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Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんばんさん初めまして(///ω///)♪すごく嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張りますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです*.゚+ヽ(○・▽・○)ノ゙ +.゚* (2020年6月17日 23時) (レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 初めまして。Zooさんの作品の土方さんが本当に好きですT T続き楽しみにしてます!更新無理のない程度で頑張ってください〜! (2020年6月17日 21時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Zoo | 作成日時:2020年6月10日 23時