３６訓 ページ36
「なんじゃ金時ｨ！おまんも寝れんのかァ？」
眠れず屋根の裏で大の字になり寝転がってるとでっけぇ声が響いた
「俺は銀時だ！いい加減名前くらい覚えやがれってんだ！………何の用だよ？」
「なんじゃあ？えらい機嫌が悪いのう？」
この声のでかいバカのせいで………お預けくらったあの日以来Aは俺のムラムラを察知すると逃げるようになって………おかげで
「ご無沙汰って感じじゃのう！どうじゃ？郭遊びにでも繰り出さんかァ？この前取引した商人が近くにある言うちょった！」
「へぇー………遊郭か……」
このムラムラをAに全部ぶつけたらAを壊してしまうかもしれねぇ………少しでも晴らせるなら………
「行こうぜ！」
「おぉー！さすが金時じゃァ！さぁー！戦の鋭気養いに行くぜよ！」
先に声をかけていたというヅラと高杉と兵数人と遊郭に繰り出した………
ーーーーーー
「あんさん選ばれなくて残念でしたなぁ………ほら飲んで飲んで」
「あの子はセンスがねぇよ………あーんな低身長の男選ぶなんてよ」
「まぁ確かにあのお兄さんエエ顔してたわぁ………うふふ」
「ｹｯ………この花街の女はみんな見る目がねぇな」
「わっちはぬしのその紅い瞳エエなぁと思うわぁ」
遊女が俺の手にある杯を奪い酒を口に含むと俺の唇に口づけをして酒を流し込んできた
「んっ！………な、なにすんだ！」
「ふふっ………可愛い人」
こんな手練手管初めてで頭がクラクラしたのと同時に可愛いなんて言われてムカついてそのまま押し倒した
「ﾊｧﾝｯ………良いぃ………ｿｺｫ………」
身体を重ねると柔らかくて白い肌と練り香水が俺にまとわりついてくる………掠れた喘ぎ声が耳に届くが全然興奮しねぇ………
確かに気持ちは良いが………気分は良くない
Aに会いたい………Aを抱きたい
「はぁー………やっぱダメだ………俺帰る！悪ぃな！」
「えっ………わっちのせいでありんす？」
「そうじゃねぇ………あんた抱いてると好きな女抱きたくなった………じゃあな！」
「あぁ待ってェ………」
俺は一人で本陣に戻った…………ムラムラを吐き出すためにここに来たはずが余計に貯まっただけだった
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Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんばんさん初めまして(///ω///)♪すごく嬉しいお言葉ありがとうございます！！更新頑張りますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです*.ﾟ+ヽ(○･▽･○)ﾉﾞ +.ﾟ* (2020年6月17日 23時) (
レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 初めまして。Zooさんの作品の土方さんが本当に好きですT T続き楽しみにしてます!更新無理のない程度で頑張ってください〜! (2020年6月17日 21時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Zoo | 作成日時：2020年6月10日 23時
