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27訓 ページ27

『フゥゥーーー………』



フワッと広がる白い綿毛たちが風に乗って俺の頬に当たった………うざったくて手で払い再びAを見ると……



『やったぁ♪全部!全部吹き飛ばせました♪今日は私の恋人ですよ松陽先生』


見たことないほど眩しくて愛くるしい笑顔を松陽に向けていた………


ズキン


心臓のあたりが痛んだ




「はい♪分かりました………さて、初デートは向こうの川原にでも行きましょうか」


『はい喜んで♪』



二人の後ろ姿をとても見てられなかった………


Aに松陽をとられたくないと思っていたはずが…………今はその逆。


松陽にAをとられたくない………



「Aが本当に先生の嫁になる日も近いかもしれんな!…人妻かぁ。うん!良い!」



「ぅるせーぞヅラ!人妻なんて腹ダルンダルンのババァばっかなんだよッッ!………俺寝る!」



「おい銀時!なんで寝るんだ!?それにダルンダルンなのも興奮材料なんだぞ!?おい聞いてるか!」


「桂………お前の性癖控えめに言ってヤバイな」



ーーーーーー


『はい♪松陽先生どーぞ♪あーん………』



「ありがとうA……でも自分で食べれますよ」



『ダメです!あーん…は恋人の特権ですから!』



「ははは♪参りましたね。それを言われては仕方ないです………はい♪あーんお願いします」



『えへへ♪あーーん………美味しいですか?』



「はひ♪おいひいでふ♪」



「ダァアァーーー!バカップルすぎて鳥肌立ってきた!もう恋人ごっこやめろ!」



ピクニックから戻り松下村塾での夕飯時もまだ恋人ごっこをしているAに腹が立つ



『何言ってんの銀時!1日恋人なんだからやめないよ?それに今日一緒のお布団で寝るし…』



「はァッ?!?お前それはさすがにダメだろ!貞 操守りやがれ!」



「そうですA。さすがに同じ布団は………私も一応男ですからね………何かあってはいけないでしょ♪」


『////………調子に乗ってすみません。でも松陽先生になら私………いや、何でもないです///』



頬を赤面させているAを見てさらにイラついた………かと言ってそんなツラ俺以外に見せるななて言えねぇから………



「顔赤くしてんじゃねぇ!ナニ妄想してんですかァ?!発 情期ですかァ?!この貞操観念ゆるゆる女が!!」



………つい暴言を吐いてしまった



『銀時のバカ!!!』


バチンッッ!


俺の頬を力いっぱい平手打ちするとAは帰ってしまった………

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Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんばんさん初めまして(///ω///)♪すごく嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張りますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです*.゚+ヽ(○・▽・○)ノ゙ +.゚* (2020年6月17日 23時) (レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 初めまして。Zooさんの作品の土方さんが本当に好きですT T続き楽しみにしてます!更新無理のない程度で頑張ってください〜! (2020年6月17日 21時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Zoo | 作成日時:2020年6月10日 23時

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