24訓 ページ24
『えっ………今日先生いないの?』
「となりの村まで低杉とヅラと買い出しに行ってらァ」
『小太郎も晋助もいないんだ………じゃあ銀時と二人かぁ』
「俺と二人は不満ってか?…俺は自由気ままな一人時間堪能してんだからお前今日は帰れば?」
『一人時間………ねぇ銀時!私に一人時間を堪能する方法教えてよ♪』
「………は?」
『私………屋敷では一人で過ごしてるから一人時間多いんだけどつまらないんだよね』
「はぁー………………ったくしょーがねーな!教えてやるからついてこい!」
『わーい♪』
ーーーー
『木登りするの?』
「昼寝すんだよ!この木の上で!それが最高の一人時間だ!」
松下村塾の裏にある森………そこにある大きな木は絶好の昼寝場所だ
「登り方ちゃんと見とけよ?」
『うん♪』
「そこはお願いします師匠!…だろが!」
『あはは♪…お願いします師匠!』
「おう…//」
俺のことおちょくる癖にたまに素直に言うことをきくA………柄にもなく可愛いなんて思ってしまった
「ここに足をかけて………よいしょ………はい!登った!」
『すごい銀時!!お猿さんみたいだね!』
「は?!?褒めてんの?!貶してんの?!」
『私も登ってみるー!………おいしょ………グッ………よいしょ………』
「手貸してやる………ほら」
『ありがとう!』
手を差し伸べるとがっちりと手を握られた………
Aの手は刀ばっか振ってる俺のカチカチの手より何倍も柔らかくて………こいつはやっぱり女なんだなと感じた
『登れたーー!!…………気持ちいい!ここは最高だね♪』
「だろ?弟子のお前なら特別にたまに使っていいぞ?」
『やった♪ありがとう!』
しばらくボーっと上から見える景色を見ていた………風が木を通り抜けていく感触と音が気持ちいい
「なぁ………お前って松陽のこと好きなの?」
『えっ?松陽先生?………うん♪大好き♪お嫁さんになりたい』
「ブッッッ………お前頭沸きすぎだろ………いくつ年が離れてると思ってんだよ」
『そういえば………松陽先生って何歳なんだろ?いつも教えてくれないんだよね』
「謎だよな………100年100年うっせぇから100歳なんじゃねぇか?」
『100歳かぁ………じゃあ私が結婚できる年齢なったら先生は108歳?!?』
「それはボケか?ツッコミ待ちしてんのか?」
『はぁー………早く結婚したいなぁ』
「人の話を聞けーー!」
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Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんばんさん初めまして(///ω///)♪すごく嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張りますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです*.゚+ヽ(○・▽・○)ノ゙ +.゚* (2020年6月17日 23時) (レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 初めまして。Zooさんの作品の土方さんが本当に好きですT T続き楽しみにしてます!更新無理のない程度で頑張ってください〜! (2020年6月17日 21時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Zoo | 作成日時:2020年6月10日 23時