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19訓 ページ19

「スゥー………スゥー………」



襖を開けて顔だけ出して様子を伺うと正しい寝息が聞こえる………


俺が助けた女はあの日から3日が経ったがずっと目を覚まさない。まるで………



「まるで植物人間みたいですね。」




「Σ松陽!…後ろから声かけんな!っつーか!………あの女ずっとここに置いておくつもりなのか?」



「植物は育てないといけませんからね。そうだ銀時!あの子に手習い書をの読み聞かせをしてくれませんか?」



「は?!?読み聞かせ?!」



「手習い中居眠りするくらいなら読み聞かせして文字を覚えた方がいいかなと………どうです?銀時」



「眠り呆けてる奴に読み聞かせしてもつまんねぇだろ!絶対やらねぇぞ!」



「………先生。俺がやります。」


「俺もやらせてください先生。」


いつの間にきたのか………うざったい二人組が松陽と俺の目の前に立った



「おっ………じゃあ二人にお願いしま…」



「ヅラ!高杉!でしゃばってんじゃねぇ!読み聞かせなんざ俺一人で十分だっつーの!お前たちは俺に勝てるように剣の鍛練でもしとけってんだ!」



「ヅラじゃない桂だ!人の名前はちゃんと呼べといつも言ってるだろ!」



「お前こそ鍛練が必要じゃねぇのか?この前俺が勝ったよな?」



「あ゛?お前達二人が束になってきても勝てる気しかしねぇーんだけど?」



「将たるもの多勢に無勢で手合わせなどするわけがなかろう!」



「桂と銀時がかかってこいや…俺はいつでも倒せる準備はできてらァ」


「ぁんだと?!じゃあさっそくやってや……」


「悪ガキのみなさん。床に伏せてる人がいる側で騒ぐとは………感心できませんねぇ!喧嘩両成敗だと何度も言ったはずで……………」



「さ、さっそく読み聞かせでもしてやるかァ!!行こうか★高杉くぅん!ヅラくぅん!」



「あぁそうだな!行こう銀時くん!そして俺はヅラくんではなく桂だ!」



「調子のいい奴らだな…………」



「それでは皆さん頼みましたよ♪」

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Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんばんさん初めまして(///ω///)♪すごく嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張りますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです*.゚+ヽ(○・▽・○)ノ゙ +.゚* (2020年6月17日 23時) (レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 初めまして。Zooさんの作品の土方さんが本当に好きですT T続き楽しみにしてます!更新無理のない程度で頑張ってください〜! (2020年6月17日 21時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Zoo | 作成日時:2020年6月10日 23時

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