13訓 ページ13
『土方さん………抱きつかれてたらご注文の品、鞄から出せないんですけど………』
「………悪ぃ。もうちょっとだけ………」
『あっ♪良いこと考えました!ちょっと離してください………よいしょ』
俺から離れると正座をしだすA
『ここ枕にして寝てください♪これで土方さんもくっついていれるし、私も鞄から取り出せますから一石二鳥です』
「………………」
柔らかく笑いながら膝を叩いて俺を促す姿があまりにも愛しすぎて一瞬呼吸を忘れてしまった
「ありがとよ………足痺れてきたら言ってくれ」
『はい♪わかりました』
Aの膝枕に頭を置く………柔らかくて温かくて過労死寸前の体が癒されていく気がする
『えーっと………墨が10挺と………』
Aの声と動きが心地いい………あぁ………ずっとこうしていてぇな………
ーーーーーーーー
「ヤローのヨダレが着物についちまいやすよ?叩き起こしてあげやしょうかィ?」
『大丈夫です♪きっと疲れてるんですよ………もう少し寝かせてあげましょう』
「へぇー………こんな良い人が土方さんの女なんて勿体ねェや」
『私は別に土方さんの女では………』
「んっ………俺………寝ちまったのか………フワァ………あっ!A!悪ぃ!足痛くねぇか……ってなんで総悟が居んだッッッ!!何サボってんだ!」
「サボってんのはアンタでィ!…報告書持ってきてやったのに膝枕してもらってグースカしてんだから恐れ入りやしたぜ」
「なっ…////おい。この事誰にも言うんじゃねーぞ」
「えっ?なんか言いやした?…あーいっけねぇー!土方さんのヨダレ垂らしたツラ写真間違えて隊士たちに一斉送信しちまいやしたぁーいっけねーいっけねェ」
「総悟ォォォ!!!テメェ間違えてねぇだろッッッ!!確信犯だろッッッ!」
『あははッ………聞いてた通り仲良しですね♪』
「こんなクソガキと仲良いわけねェダロ!!」
「勘違いしてもらっちゃ困りまさァ!俺ァ寝るとき土方さんの死体の数数えてるんですぜ?仲良しこよしな訳ねぇですよ」
『ふふっ♪喧嘩するほどなんとやらに見えますけどね♪』
Aは楽しそうに笑ってる………内容はともかくこの笑顔が拝めたことが嬉しい
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Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんばんさん初めまして(///ω///)♪すごく嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張りますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです*.゚+ヽ(○・▽・○)ノ゙ +.゚* (2020年6月17日 23時) (レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 初めまして。Zooさんの作品の土方さんが本当に好きですT T続き楽しみにしてます!更新無理のない程度で頑張ってください〜! (2020年6月17日 21時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Zoo | 作成日時:2020年6月10日 23時