検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:20,775 hit

12訓 ページ12

バタムッ…


「A!」


『土方さんお久しぶりです!』


パトカーから降りてきたAに駆け寄る


「思ったより早かったな!すぐ原田わかったか?」


『ふふっ♪スキンヘッドのお巡りさんって言われたのですぐ分かりましたよ………あっ!原田さん送迎ありがとうございました』



「いえいえ!綺麗なお嬢さん送迎できて光栄で………「原田テメェ何鼻の下延ばしてんだ?切腹すっか?」



『なに物騒な事言ってるんですか!………土方さんちゃんと寝てますか?………顔色が悪いですよ』



背伸びをして俺の顔に触れてくる………あぁ今すぐ抱き締めてぇ。しかし屯所内での色恋沙汰はご法度………我慢しねぇと。


「えっ?あの美人が副長の女?!」
「マジ?!」「どれどれ?!」
「うおっ!」「イチャついてんぜ」
「俺にも見せろ!」「上玉だな!」


バレてないと思ってるのか隊士たちが俺たちを見て何やら話こんでやがる……横目で睨むとすぐ散らばっていったが……あんまりAを飢えた奴等の前に晒したくねぇ




「俺の部屋いくぞ」


『はい♪お邪魔します』


Aの手を引き副長室に向かった



『ここが土方さんがいつも言う副長室なんですね♪』


部屋の真ん中に立ちくるくる回って部屋中を見渡すA………そして動きが止まったかと思うと俺をジロジロと見る


『土方さん……隊服姿素敵ですね♪』



「屯所だから我慢してたってぇーのに煽ってんじゃねぇ…」



徹夜続きの体から沸き起こる本能は止めることができねぇ………いやどんな体の状態だろうが俺はAに触れたくて自制できねぇ。



『ンッ……んんっ………』



Aを抱き締めて唇を吸い上げた


甘い声が耳に届くと脳内が痺れていく感覚がする………もっと……もっと…



トントンッ



「ふ、副長!お客様にお飲み物お持ちしました!失礼しますッッッ!」


「Σ山崎………お、おう。入れ」



名残惜しいがAを抱き締めていた腕をほどいた………



「こちら………粗茶ですが」



『お気遣いありがとうございます♪………いただきます』



「副長はいつものコーヒーを………って副長!唇に何かついて………アッな、な、ななんでもないです!それでは失礼しましたァッ!」



「なんだアイツ?」


『ふふっ♪土方さんの唇に私の口紅がついてますよ………』



ハンカチを出して俺の唇を拭いてくれるA………その事でまた理性がぶっ飛んだ俺はAを抱き締めた

13訓→←11訓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんばんさん初めまして(///ω///)♪すごく嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張りますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです*.゚+ヽ(○・▽・○)ノ゙ +.゚* (2020年6月17日 23時) (レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 初めまして。Zooさんの作品の土方さんが本当に好きですT T続き楽しみにしてます!更新無理のない程度で頑張ってください〜! (2020年6月17日 21時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Zoo | 作成日時:2020年6月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。