三大将 ページ16
いつもの呑気さで、白ひげ海賊団に返答する。
隊長達は、有り得ないという表情をした。
その時、
ﾎﾞﾙ「あれぇ？もう終わったのかぁ〜い？クザァ〜ン」
ｸｻﾞﾝ「あ、ボルサリーノさんも来たんすか。」
間延びした口調の、三大将・黄猿がそこにいた。
ﾎﾞﾙ「後でサカズキも来るよぉ〜」
ｸｻﾞﾝ「げっあいつも来るんですか。」
ﾎﾞﾙ「サカズキはなんだかんだいってAちゃんの事気に入ってるからねェ〜。心配なんじゃなぁい？」
目の前で、三大将のうちの２人が会話している。
白ひげ海賊団の皆はいまいち状況が把握出来なかった。
ｴｰｽ「っおい！！Aをこっちに帰せ！Aは俺達の大事な妹だ！」
エースがそう言うと、大将達がゆっくりそちらを振り向いた。
ｸｻﾞﾝ「……はぁ？あんたたちがAちゃんを捨てたんでしょ？それは虫がよすぎるでしょ」
ﾎﾞﾙ「そうだねぇ〜…まだ自分達の犯した罪を理解出来ていないみたいだねぇ…？」
その目は、明らかな怒気を含んでいた。
ｸｻﾞﾝ「Aちゃんはね、自ら進んで俺達海軍の所に来たんだよ？しかもさ、Aちゃんが俺達に最初に言ったこと、何だと思う？」
ﾎﾞﾙ「…『私を、殺して下さい。』だよぉ？」
空気が、凍りついた。
ｸｻﾞﾝ「センゴクさんが咄嗟に考えた、《海軍兵器》っていう形でAちゃんを救ってなければ、Aちゃんはずっと生き地獄を味わってただろうね？」
あの青雉でさえも、額に青筋をたてていた。
ﾎﾞﾙ「Aちゃんは、海軍に入っても苦労してるみたいだよぉ〜？中将の子の話では、悪夢にうなされて、心に受けた傷が自分の身体に反映されて、しばらく流血したままだったらしいしねェ〜」
まだ二十歳にも満たないのに、可哀想だよねェ〜と、黄猿はAをそっと撫でた。
すると、
ｻｶｽﾞｷ「Aは、無事なんかぁ……？」
ﾎﾞﾙ「サカズキぃ〜遅いよォ〜？Aちゃんはクザンが救出済みだよぉ〜。」
ｸｻﾞﾝ「あ〜あ。来ちゃったかー」
ｻｶｽﾞｷ「……今回ばかりは、おどれを責めんけぇ。センゴクさんが、Aを救出しだい、直ぐに海軍本部へ戻れといっとる。帰るぞ。」
ｸｻﾞﾝ「珍しい……サカズキの事だから、激怒すると思った。」
ｻｶｽﾞｷ「今は、一刻を争う事じゃけぇ。構う暇もねぇ。」
三大将は、白ひげ海賊団を睨んだ後、さっさと退散してしまった。
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ラピ(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» え？？？自分兄に言われた。似たもの同士ですねw (5月28日 1時) (
レス) @page27 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
そらうみ(プロフ) - こんな可愛い夢主ちゃんになんてことしたの!!!( *´˘`*ꐦ) (2023年4月5日 23時) (レス) @page27 id: bad6308fcb (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - 感動してめちゃ泣いてもうた、(´-ω-`)姉に「なに、？急に泣き出してキッショッッ」って言われました。泣きました←感動ではなく姉にシンプルにディスられたからです (2023年3月9日 1時) (レス) @page27 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - お忙しいでしょうに、更新ありがとうございます。作者様のペースで構わないので、無理はなさらずに。今回も本当に細かく作り込まれていて本当に好きなお話です。応援しています。 (2023年1月24日 19時) (レス) id: f20ef134dd (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - 続き、お待ちしております (2022年11月19日 9時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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