神様の娘ですが、何か？？【ツイステ】

結局は見た目() ページ5

あわあわしているクロウリーを横目に見て、私は行動に移した。









私「ディアソムニアか、サバナクロー…ね。で？言うだけいって、私に丸投げということか？鏡。」









そう言って、自分の足を鏡の縁にガっ！！とかける。









私「いくらなんでも、それは無責任とは思わぬか？？やはり、結果をだすならば、最後までしてほしいものだが。」









そこまで言って、私は微笑む。









私「さぁ、鏡よ。10秒以内で選んでくれ。私の通うべき寮を。さもなければ、かち割ってしまうぞ。」










10………9………8………7………









口に出し始めると、クロウリーと共に鏡もオロオロしはじめた。









ついでに言えば、周りの新入生と寮生もだが。









ｸﾛｳﾘｰ「アイリスさん！闇の鏡を割るのはやめてください！」









私「6……5……4……3……」









構わずカウントダウンを進めていくと、闇の鏡？とやらも焦り始めたようで、しかめっ面をさらにしかめっ面にして、考え込んだ。









そして











私「2………1………」












鏡「汝の通うべき寮は、【サバナクロー】！！」









ギリギリで、鏡が苦虫をかみ潰したような声と顔で言い放った。









…………やっぱ、見た目で決めたのか……。









私「………そうか。ありがとう。闇の鏡とやら。」









そうして縁に掛けていた足を元に戻す。









そして、くるりと全寮生を見渡していった。









私「改めて、サバナクロー寮生となった、アイリス・メアルフィーティア･B・サーバルだ。

神の娘だが…………よろしくお願いしますね？」









ニコリと微笑んで、獅子から猫の皮を被った。









この時の彼女の変わりようを見たものはこう思った事だろう。









……………あいつ、やべぇ奴やん………！！……と。

狼くんは素っ気ないなぁ()→←とりあえず帰りたい()

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