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リクエストSEVENTEEN《ラスボス(シュナ)を攻略し隊!第2幕》 ページ20

ーミンハオ 忘れ物ー


MH「ジュン忘れ物したから貸して…あれ?」

教室の入口からひょこっと顔を出した人。
私の席の方へ近づいてくる。
制服越しでも分かるような細身の男子だ。



MH「君、見ない顔だね?」

「転校してきたの」

MH「僕は隣のクラスのミンハオ。よろしく」

「よろしくね」


声色は優しく、細められた目はとてもとても可愛らしかった。



MH「っていうか、ジュンはどこに行ったか知ってる?」

「さっき出ていったよ。どこに行ったかは知らないけど」

MH「ふぅん。じゃあジュンが来るまで僕ここにいよう」



ミンハオくんはジュンくんの席に座り、私は質問攻めにあった。

なんだか凄く好奇心旺盛?どっと疲れる。

するとその途中でふと思い出したかのように話題を変えられた。




MH「…あ、思い出した」

「?」

MH「ジュンがね、君のこと可愛いって言ってたけど、本当に可愛いね」


急な爆弾発言。


突然の事でカチンと固まってしまった私を見て彼は愉快そうに笑った。



だが、彼はその後に真剣な顔をした。

MH「ジョークじゃないよ」



私の髪の毛をひと束掬い、耳にかけられた。


そして、私のあらわになった耳元に口を寄せ、こう言ったのだ。




MH「…今日の放課後、校門で待ってるから」



と。


テーマ《予約完了》

ーーーーー

ードギョム 美術(絵画)の授業ー


美術の授業の内容は、「浮世離れした絵を描こう」だった。

4人1組になって作業を助け合っていく。


DK「…ねぇねぇ」

ドギョムくんの方を向くと、かなり衝撃的な絵が目に入った。

虎に…キツネ?それに猫?の合作

浮世離れだな…?


「ふっwww」


よく分からんが面白い。



DK「この虎がホシで、キツネはウォヌで、ネコはジュンなんだけど、似てない?」



そう言われれば似ている。



DK「あの3人を合わせたら最強の美貌になるんじゃないかと思って」


美貌とは程遠いものだ…とは言えずにぎこちなく笑ってしまった。


しかし、動物に例えられるのはみんなをよく見てる証拠だ。

私はどうなのだろうか?



「ねね、私は動物で言うと何?」


ドギョムくんはんー…と唸ってからぱあっと閃いたように描き出した。

なんだろなー



DK「君は…うさぎ!」

「なんで?」





DK「なんだか小動物感あって可愛いから!傍にいたくなるかんじ!」



彼は嘘つきだと到底思えないような眩しい笑顔を見せた。

その笑顔が余計に私を恥ずかしくさせた。




テーマ《無邪気》

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ユナ(プロフ) - yuanさん» 素敵なリクエストありがとうございました!とても書きごたえ?があって楽しかったです! (2020年4月28日 14時) (レス) id: 0d98927cf7 (このIDを非表示/違反報告)
yuan - リクエストに応えてくださりありがとうございます!第二幕にまで広げてくださったので、読むごたえがあり、楽しかったです。これからのお話が、とても気になります!!楽しみにしてます。いい案が思いついたら、リクエストしますね! (2020年4月27日 19時) (レス) id: 91cb2bad38 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユナ | 作成日時:2020年4月1日 18時

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