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ーミンギュ 教室ー
MG「あーいたー！」
そう言ってズンズンと教室の中に入ってきたイケメン。
足音が止まったと思って目の前を見てみると、何故かさっきのイケメンがいた。
「な、なんですか」
MG「君、転校生でしょ！？ミンギュって言うんだ、よろしくね！」
私の手を一方的に握ってきてブンブン横に振り回してきたイケ…ミンギュくん。
なんだか陽キャ感半端ない。
「よろしく？」
MG「疑問形じゃなくて肯定なの！俺は君とどんどん仲良くなるつもりだから！」
おっと、これは素晴らしく人懐っこい笑み。
「…ねぇ、ミンギュくんは人気者？」
MG「一応学校の美男選手権で1位になった」
「なんで私に挨拶に来たの？」
MG「君のことが好きだから！」
「はっ？」
思わず場の空気が凍ったような気がした。
ヒューと冷たい風が吹き込む。おかしいな、窓開けてないのに。
MG「それで、君と付き合うためには挨拶かなって思ったんだ〜」
まぁそらそうでしょうな
MG「そういう事だから！じゃあね！」
最後に指ハートをかましてミンギュくんは教室を出ていった。
猪突猛進とはこのことを指すのだろう…とパニックになりそうな頭の隅でふと考えてしまった。
MG「言ってやった！」
テーマ《正面突破！》
ーーーーーーーー
ースングァン 放送ー
SG「あの！」
「ん？」
SG「SEVENTEENの〖An Ode〗っていうアルバム見ませんでした！？」
そう慌てて聞いてきた彼は、とても必死そうだった。
名前を聞くと、彼はスングァンくんで、放送委員なのだそう。
SG「放送の時に流す予定だったんですけど、カバンの中漁ってもなくて…！」
あら、それは大変。
にしてもAn Ode…あっ！！
「私それ持ってるよ！お守りとしてアルバム持って歩いてたの」
グッズもいいけど、アルバムという推しがぎっしり詰まったものを持ち歩くことによって私はとても頑張れる。
慌てて教室に戻ってカバンの中からアルバムを取りだし彼に渡した。
SG「ありがとうございます！」
「いえいえ〜」
じゃあ私はこれで。
そう言って教室に戻ろうとしたが、彼が私の袖を掴んでそれは阻止された。
SG「SEVENTEENのことが好きなんですよね！？」
「うん」
SG「今度一緒に語ってもいいですか！？」
…これ以上の嬉しきことはない。
「私でよければ！」
そう返すと彼は、はいっ！と元気よく応えてくれて、放送室の方へと向かった。
テーマ《同胞》
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ユナ(プロフ) - yuanさん» 素敵なリクエストありがとうございました！とても書きごたえ？があって楽しかったです！ (2020年4月28日 14時) (
レス) id: 0d98927cf7 (このIDを非表示/違反報告)
yuan - リクエストに応えてくださりありがとうございます！第二幕にまで広げてくださったので、読むごたえがあり、楽しかったです。これからのお話が、とても気になります!!楽しみにしてます。いい案が思いついたら、リクエストしますね！ (2020年4月27日 19時) (レス) id: 91cb2bad38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナ | 作成日時：2020年4月1日 18時
