story10 ページ10
大貴side
そんなある日
Aが、俺のファンらしきやつに呼ばれた。
ダメだと分かっていても動く足。
貴方「何？」
ファン「何じゃ無いでしょ！
面、貸せ！」
Aは、無理やり引っ張られ
中庭まで連れてこられた。
ファン「ねぇ、いい加減にしてくれる？
大貴に近づかないで
あんたみたいな、ブスが大貴に
つり合うなんて思ってんの？」
なんて勝手に言っている
貴方「……当たり前じゃん！
私を守ってくれるの！」
A…。
ファン「ハァ？
何言てっんの？
ウケる！
守る？お前を？」
貴方「そうだよ！
スーパーマンだもん！
私の！」
昔の事覚えててくれたんだ
ファン「お前頭大丈夫？
大貴はスーパーマンじゃないから
みんなの、鑑賞用なの！
自分のにしないでくれる？」
俺って観賞用なんだ
そう思うと悔しくて
大貴｢……へぇー、俺って
観賞用なんだ……。｣
そう口走っていた
大貴「散々言ってくれたね………」
ファン「あ、大貴！
違うの！」
俺はもう聞いてしまったから
そんな事言っても無駄
大貴「何が違うの？
お前ら、フザケンナよ！」
Aの事を守ると決めたのに
すぐに気づけなくて
自分が情けなくなった
けど、
大貴「何が気に入らねぇんだよ！
何で、俺以外の人を傷つけんだよ！」
俺以外のやつを傷つける
これが一番許せなかった
ファン「…………」
大貴「もう、近づくな………
もう、Aに一生近づくな！」
俺がこう言うと
ファン「………いくよ」
と、何も無かったようにどこかへ行くファンのやつら
貴方「ありがとう。」
大貴「俺が、Aを守るよ
スーパーマンだから…………」
ありがとうと言って
どこかへ行ってしまったA…。
俺、スーパーマン失格だ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ＡｉｎｏＡｒｉｏｋａ - すごく面白かったです！大ちゃんに守られてみたいなぁ、、、 (2017年1月28日 13時) (
レス) id: ffcbebbe8e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2016年8月19日 19時
