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槍山教授の講義の日は
松村さんと一緒に受けるようになった
共通の友人大我くんの話で盛り上がり
割りとすぐに打ち解けれた
分かったのは人見知りで
心を開いたら凄く喋る人なんだってこと
６月の半ばバイト先の同い年の柚菜ちゃんと
樹が休憩を一緒にしたり
なんだか今までと感じが違う
慎太郎｢あいつどーしたん｣
千夏｢柚菜ちゃんといい感じなのかな？
でも仲良しアピールあからさますぎない？｣
｢･････｣
私と千夏は今日は10時で終わり
2人で帰る途中
マックに寄ろうと誘われ店内に入った
千夏｢A、なんかあるなら言ってみ｣
｢･････｣
なんかなんて１つしかなくて
でも私はこの気持ちを誰にも話したことなんてなくて
なんて言っていいのか分からなかった
千夏｢無理には聞かない。
言いたくなったらでいいよ。
どんなことがあったって
私はAの味方だって覚えてて｣
千夏の真っ直ぐな目
力強い言葉に
大我くんが居なくなってから
私はずっと1人でいた不安な心を
優しく抱きしめてもらったような気がして
涙をこぼした
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作者名：＊hana＊ | 作成日時：2021年9月24日 17時
