＊great history5＊JT[完結] (ページ9)

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５月の終わりに慎太郎と千夏が付き合った

千夏の孟アタックに

慎太郎が堕ちた、の方がしっくりくるな

６月に入ってキャンパスを移動中

人にぶつかりそうになって立ち止まった

｢ごめんなさい｣

｢あ、いえすみません｣

顔を上げて同時に声がでた

｢｢あっ！｣｣

あっ！て言っちゃったから

無視することもできず

私は恐る恐る喋った

｢松村さん･･ですよね、、大我くんのお友達の｣

北斗｢Aちゃんだよね、

京本から時々話聞いてた･･･｣

｢･･････｣

北斗｢･･････｣

それ以上会話することもなく気まずくて
力なく笑って

じゃあと行こうとした

北斗｢次、あれだよね

槍山教授の講義受けるんだよね？｣

｢なんで知ってるんですか？｣

北斗｢俺もそれ受けてんの、

別に必須じゃないんだけど面白そうだし

週１ならと思って｣

それから一緒に講義室に移動して

いつもあの辺に座ってるとか

何回か私を見かけたとか

冷たそうで怖いと思った松村さんは

打ち解けると笑顔が可愛いなと思った

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