＊grate history2＊JT (ページ6)

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喋ると涙声がバレそうで

返事なんてできなくて

黙ってた

大我｢俺だったらさ、、

こーやっていつでも胸貸してあげられるよ｣

腕を引っ張られて大我くんに抱きしめられて

その温もりに

私は声をあげて泣いた

大我｢俺がAを支えるから･･Aは俺を支えてよ｣

どーしてそんな優しいの···

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しばらく泣いて涙がおさまって

泣きやむと気まずくて顔が見れない

｢･･･ごめんね｣

大我｢全然｣

なんで泣いたのかなんて聞かれなくて

泣いてたのも気にする様子はなくて

大我｢別に今まで通りでいいし、

変なことは何もしない形だけでいいよ｣

じゃあどうして付き合おうなんて言うの？

大我｢Aは俺を利用すればいいよ･･･｣

抱きしめられたまま

大好きな大我くんに言われて

私はもう1人じゃ立てないかもと頷いた

利用すればいいなんて

大我くんは私の気持ちに気づいてるのかもしれない

利用されてるのは私の方なのかもしれない

大我くんが作ったさっきの歌は大我くんの気持ちで

もう立ち上がれないって･･

こんなの不毛な傷の舐めあいだと思う

でももうそんなことはどーでも良かった

私の心もボロボロで

誰かに助けてほしかった

大我くんごめんね、

大我｢これぐらいは許してね｣

おでこにチュっとキスされて2人で笑った

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