#27 you ページ28
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学校についてからもテスト足掻きも出来ず、テストは散々だった....うん、きっと赤点だ
二科目終えるとすぐ放課後になった
『もっかい話そ....』
そう言われたもののもう一度話すと言っても私からはもう何も話すことはないし....どうしよう
「....A？」
「ミカサ......」
「今日大丈夫？貴女らしくない....」
「........」
「....何かあるなら言って」
ミカサは鋭いから顔にでる私にはかなわない
「ありがとう。でも本当に大丈夫だよ。」
「無理しないで」
「うん！あ、私、エレンに用があるからまたね！」
ニッコリ笑って手を振るミカサを後にして、私はエレンを探した
見当がつく教室にも部室にも下駄箱にも職員室にもいない時は、決まって何か考え事をしているときで必ずあの場所にいる
......あ、やっぱりいた
渡り廊下の窓を開けて夕陽に照らされながら外を眺める姿はなんだかエレンらしくて似合ってると思う
「....エレン？」
「......ここにいんのよく分かったな」
少し驚いた顔でそう言った
「付き合い長いですから」
「....じゃあ今俺が考えてることわかる？」
「....それはわかんない」
「....ばーか」
「なによ」
「言ってみただけ」
そう言ってハハッと笑った
そのときプルルルとケータイが鳴る音が廊下に響いた
「ごめん、私の」
急いで私は制服からケータイを取り出し画面を見た
そこに表示されていたのはリヴァイくんという文字
いきなりの電話に一気に心拍数が上がる
プルルル
一つずつ増えていくコール数
プルルル
昨日の今日でエレンの前で電話に出ていいの？
プルルル
「おい....それ、出ねぇの？」
「え....」
呼び出し音がなるケータイの画面をただ見つめていた私はエレンのその声に背中を一押しされるかのように通話ボタンを押した
「もしもし....」
『...........』
「リヴァイくん....？」
『......ゲホッ』
「......どうしたの」
『....風邪....引いた...ゴホッゴホッ....ハァ.....家、来てくれ....ないか.....』
「え......今から行くから！！！！」
「おいっ！！！A！！！！！」
エレンの声も耳から耳へと抜けていき、ケータイの通話を繋げたまま手に握りしめ、急いでリヴァイくんの家へ向かった
その声も聞こえることなく────────
『....すまない.........ペトラ』
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もちもち(プロフ) - 待ってました！！更新ありがとうございます！この話本当に好きなので嬉しいです(*^^*)頑張ってください！ (2017年7月15日 23時) (
レス) id: 4c904eb239 (このIDを非表示/違反報告)
月猫です〜(プロフ) - コレすごく好きです〜♪応援するです！楽しみです〜♪ところで英語能力皆無で､何も読めないだと!?Σ(゜Д゜)(;゜゜)中１の癖に！リヴァイ〜(/≧◇≦＼) (2017年6月8日 19時) (レス) id: 84be498276 (このIDを非表示/違反報告)
あんぱん - あひゃ〜…ヤバイ！切な！リウ”ァイが断然いいんだけど…エレンもかわいそう…うぎゃ〜！！リウ”ァイ〜… (2017年6月7日 1時) (レス) id: ecd95d872d (このIDを非表示/違反報告)
リヴァイ推し - 続き楽しみです!頑張って下さい♪ (2017年5月14日 23時) (レス) id: 9abe22448e (このIDを非表示/違反報告)
俺の嫁は二次元(ｷﾘｯ - 切ない…更新頑張ってください！ (2017年5月14日 1時) (レス) id: 3614360162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず | 作成日時：2015年1月16日 22時
