十三話 ページ14
「太宰が悪いな」
「……もしかして、だから来たくなかったのですか？」
そう聞くと気まずそうに下を向いた中原さん
「気がつかなくてごめんなさい」
「いや、気づいたら逆に怖いけどな」
確かにと思って少しは笑えば中原さんも笑った
「ま、今は青鯖も居ねェし飲むか」
そう言われて頷き、珈琲を飲む
「……俺は手前の友達だから、なんか言いたくなったら言えばいい。俺も、そのうち言う」
そう言われる
矢張り聞かれていたよう
「……まだ、話したく無いです」
「いつでも良いんだよ。またこれから会えるだろ？」
……もし、私が結婚しても中原さんと会えるのかな
「そうですね」
そう言えば中原さんが頷いた
このまま、この時間が続いてくれれば良いのに
「そういえば、中原さんは普段何を？」
「普段？仕事だな」
「休日は何をしてるんですか？」
「ワインセラーが欲しいから見に行ったりしてるな。手前は？」
「実家に帰ったりします」
「実家って遠いのか？」
「ええ、ヨコハマから約一時間ですけどね」
「へー、因みに……恋人ているのか？」
……婚約者ならいるが恋人ではないですよね
「居ませんよ」
そういえば、うっすら中原さんの目が光った
……何かヤバイボタンを押したかも？
「そうか」
そう言った中原さんは普通だったがその綺麗な瞳が一瞬怖かった気がしたのは考えすぎ……？
そう思いながらお腹が空いたのでカレーを頼んだ
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 正直にいうと後半の妹サイドの話、私は姉側に入り過ぎて自分の様に体調壊すまで痛みますその話はどれくらいで終わりますか。終わっていたらそこから読みたいのですが、どこからか教えてください (2019年5月31日 7時) (レス) id: 8edac39d65 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» ええ、救いようがなくて何か言って入りたびに呆れてしまいます。救えないのです (2019年5月26日 20時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 居ますよね…救いようが無いからなぁ… (2019年5月26日 20時) (レス) id: b8888aeaec (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» そうなんですか？じゃあ……自信持って頑張ります！そうですね。そうなんですか？私のクラスでも居ますね……改心できたら良いのですが、そんな気楽なもんじゃないから嫌ですね (2019年5月25日 13時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュカ
| 作成日時：2019年5月12日 15時
