四十四話 ページ45
________夜
「芥川、其方の様子はどうだ?」
「異常はありませ_____」
「なんで芥川君と私なのさ」
「だー話がややこしくなるから手前は黙ってろ!」
森さんに太宰さんが協力してもらうのは内緒で、邸に来た
「それで……Aちゃん、どうやってこの凄そうな迷路を行くんだい?」
「大丈夫です。まっすぐ進むだけです」
「……どう見ても、通れそうにもないのだが」
「その迷路は右、左に行けば一瞬で閉じ込められます。幻覚なのです」
そういえば、芥川さん達との通信が切れる
「……で、こっちが彼奴に操られてる奴らの部屋か」
前に一度見てしまった
気づかれずに済んだが私は偶々見ていた
「私の友人や、辞めていった女中さんや執事さんが此処に閉じ込められてるんです。妹に記憶を消されほぼ操り人形状態でした」
「もし見つかって全員を出されたら面倒だから全員を逃がす……と」
「はい。私も妹も、操った相手が気が付いたら解けます。私の異能は妹に効きませんし、妹の異能は私と中原さんにはもう効きません。全員に思い出せます」
そう言って太宰さんから教えてもらったピッキングをする
牢屋のような場所で、全員が眠っていた
「これは……酷いな」
「……気付かれずに済ませましょう」
そう言って寝ている男性の頰を叩く
その男性は、私をよく可愛がってくれたじいやだった
開いた目は虚げだった
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 正直にいうと後半の妹サイドの話、私は姉側に入り過ぎて自分の様に体調壊すまで痛みますその話はどれくらいで終わりますか。終わっていたらそこから読みたいのですが、どこからか教えてください (2019年5月31日 7時) (レス) id: 8edac39d65 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» ええ、救いようがなくて何か言って入りたびに呆れてしまいます。救えないのです (2019年5月26日 20時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 居ますよね…救いようが無いからなぁ… (2019年5月26日 20時) (レス) id: b8888aeaec (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» そうなんですか?じゃあ……自信持って頑張ります!そうですね。そうなんですか?私のクラスでも居ますね……改心できたら良いのですが、そんな気楽なもんじゃないから嫌ですね (2019年5月25日 13時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年5月12日 15時