27-2.望の嫉妬と「私は望の」 ページ44
〆．
私は、望の。
「………唯一無二の崇拝対象」
「正解」
いいの？それでいいの？
「望、私は望の恋人。あなたと愛し合ってる」
「………んへへぇ」
笑った。単純か。
「って、そうやなくて！！俺は妬いてんの！！」
見たらわかります。
「俺以外の男にデレデレせんといて！」
ほう。
「えー、さっき照れてたように見えたんだ？」
「えっ………ちゃうの？」
「望がやきもち妬いてるの可愛いな、って思って」
適当なことを言ってご機嫌とり。
「ほんまぁ？もぅ、Aってば〜」
なんか気持ち悪くなってるね。
「機嫌直ったね、じゃあそこ寝転がって」
「んえ？」
「ここがどういうことするホテルかわかってるんでしょ？私が望にとって何なのか、よーくわからせてあげる」
「うああ、」
望の期待に満ちた目。
どうせ途中から形勢逆転されるんだけどね。
「もうきもちいの？」
望の体を優しくなぞると、ぴくんと反応する。
「ひとつ。私は望のせーへき」
「っ、合ってる…っ、Aは俺のことっ、えっちな気分にしてくれんのっ………♡」
「ふたつ。私は望の餌製造機」
自分の洋服のボタンをいくつか開けて肌を見せれば、「美味しい……」って。目だけで食事できるのね。
「みっつ。私は望の精神安定剤兼、媚 薬」
「ふぁぁっ、耳っ、耳噛むんあかん……っ」
「よっつ。私は望の生きる糧」
「もっ、もっとそこ弄って……！のんのこと気持ちよくして………っ！♡」
「んふ、心臓バクバクしてるね。いつから自分のこと"のん"って呼んでるの？」
「Aも呼んでっ？」
「いいよ。…………のん」
名前を呼んでキスをすれば、望は完全に私の虜。
その後は完全に雄になっちゃったけど。
そして行為後。
「のーん」
「んん？」
「さいご。私は望のことがだぁいすきな彼女。覚えてて？」
「………………！」
はい、第2ラウンド開始。
〆．
28-1.体育祭とハチマキ【リク】→←27-1.望の嫉妬と初恋のお相手【リク】
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林檎(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！ニヤニヤしながら読んでます笑更新頑張ってください！ (2019年7月16日 22時) (
レス) id: 9baa2abd91 (このIDを非表示/違反報告)
みるくぷりん(プロフ) - 私、剣道部なのですが、ほんとに竹刀、防具匂います！クラスの友達にアンタこんなのつけてやってんの！？と、言われましたとさ笑 (2019年4月3日 22時) (レス) id: 5c6cbd628f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - これ好き (2019年3月8日 1時) (レス) id: b98f2652d5 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - WEST大好きで緑と青とピンク色寄りのオールジャス民です最高です (2019年2月23日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - 淳太くんと流星が主人公を取り合ってるのが見たいです！ (2019年2月22日 22時) (レス) id: 9e0f7d62f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はゆな
| 作成日時：2019年2月14日 19時
