15-4.露天風呂と望の欲 ページ25
〆．
中にはいれられていない状態で、擦り合わせてる。
「俺のことも気持ちよくしてな？」
「っ！？」
お湯の中で私の脚は広げられ、望の体が上下に揺れた。
お互いに見つめあってて………
色っぽい瞳に、目なんてそらせない。
触れそうで触れない唇がもどかしい。
表面だけ刺激されているのも、やっぱりもどかしい。
「望……」
私は自分から、彼の唇を求めた。
「なか、いれて？」
望の目の色が変わる。
「やば……Aから求めてくれるなんて俺、おかしくなりそうや………。激しくしてまうけど、ごめんな？」
「へっ、？」
ゆっくり、ゆっくり重なる。
「〜〜〜〜〜っ！！？」
それだけなのに私はぐちゃぐちゃになって、望にしがみついた。
「もしかして、いってもうた？」
「っ、ち、ちが、」
「そんなとろけそうな顔してさ。まだまだこれからやのに」
「っあ、」
「さっき、Aの下ならそうかと思っててんけど、ならさんくても良かったわ。めっちゃとろとろ。Aも欲しかってんな？」
やらしい子やな、って言われて、それにも感じてる私は、
「いじめられんの、好きなんちゃう？」
意地悪な彼の虜なのかもしれない。
「んー……やっぱ湯の中やと動きにくいなぁ」
「え？」
「よいしょっと」
「わ、」
望が私を抱っこする。下は繋がったままだ。
そして器用にドアを開け、いつの間にか敷かれていた布団に倒れ込んだ。
露天風呂入るまでのあの時間に、敷いてたんだね。
する気まんまんだったんだね。
「体っ、拭かないとっ」
「あーかーん、体動かしてたら大丈夫やって」
「でも……ッ！」
これ以上の言葉を遮るかのように、望の動きがはやくなる。
体を隠す物が周りになくて、だから望は私の全身を存分に味わっていた。
「今日のために我慢しとったから……ごめん、もう、いく……っ」
「へ！？やっ、」
……………そこからはほとんど記憶にない。
お互いの名前をずっと叫んでいたと思う。
味わったことがないほどの快感と共に、顔にかけられた望の欲。
それを口に含んで飲み下せば、望が再び私にまたがって………。
〆．
16.拒絶と悪夢《望side》【リク】→←15-3.露天風呂と経験値
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林檎(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！ニヤニヤしながら読んでます笑更新頑張ってください！ (2019年7月16日 22時) (
レス) id: 9baa2abd91 (このIDを非表示/違反報告)
みるくぷりん(プロフ) - 私、剣道部なのですが、ほんとに竹刀、防具匂います！クラスの友達にアンタこんなのつけてやってんの！？と、言われましたとさ笑 (2019年4月3日 22時) (レス) id: 5c6cbd628f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - これ好き (2019年3月8日 1時) (レス) id: b98f2652d5 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - WEST大好きで緑と青とピンク色寄りのオールジャス民です最高です (2019年2月23日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - 淳太くんと流星が主人公を取り合ってるのが見たいです！ (2019年2月22日 22時) (レス) id: 9e0f7d62f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はゆな
| 作成日時：2019年2月14日 19時
