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K side

兄組の撮影が終わった。
玉と千賀成功したかな?

「ねぇ太輔、ミツ」
「ん?渉どうした?」
「横尾さんなにー?」
「せっかく浴衣着てるから、ふたりの写真撮ってあげようか?」

っ!!横尾さんエスパーなの?!

「それいいね!ねっ北山」
「そうだな、せっかくだし写真撮るか」
「じゃあ楽屋で撮ろ、アイツらもう撮影だから」
「じゃあ横尾さんお願いしますー」
「はいはい笑笑」

ガチャ

「おいーお前ら撮影だー!」
「「「「りょーかい」」」」

バタバタ バタバタ
ガチャ

やっぱ元気だな

ギュッ
「っ!藤ヶ谷?!//」
「こらー!楽屋でイチャイチャしない!」
「ちぇ、渉だけじゃん」

「横尾さんー」
浴衣姿で抱きしめられると心臓もたないよー!
俺は急いで横尾さんの後ろに隠れた

「ほら太輔、ミツが照れちゃったじゃん」
「北山照れちゃったの?笑笑」
「照れるわけ、ねぇーよ、ほら、写真」

それから俺らは横尾さんにツーショット撮ってもらって、
今は帰りの車の中
今日は太輔が運転してくれてる

ギュッ
「っ//運転に集中しろよ、、、//」
「別に片手でも運転できますー」
「ったく//」

正直太輔が手握ってくれたのが嬉しくて、
離したくない、、、
でもそんなこと言うのが恥ずかしくて、、、

あっ赤だ。
試しに手の向きを変えて、太輔の指と絡めてみた
いわゆる恋人繋ぎってやつ

太輔も俺のやりたいことに気づいたらしい。

「ふふっ、本当はずっと手握って欲しかったの?」
「ち、ちげえし//」
「じゃあ離しちゃうよ?笑笑」
「、、、やだ//」ボソッ

俺は手を握る力を強くした、
そうしたら太輔も強く俺の手を握った

それから太輔は家に着くまでずっと手握っててくれた


ガチャ
「ただいま」
「、、、」
「宏光?」
「、、、」
「リビング行こっか」
「、、、うん」

「ほらここ座る?」
太輔が自分の膝をポンポンした

いつもの俺なら、恥ずかしくてなかなかそこに座んないけど
今日はどうしても太輔にくっついてたい
なんでかと言うと、今日の太輔見てたら、
誰かに取られそうで心配だった、、、
だってあんなかっこいいんだもん

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作者名:薔薇 | 作成日時:2023年10月9日 1時

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