256 ページ11
「………おぉぉ！！Aちゃん！すごく綺麗だよ！！普段から美人だと思ってはいたけど白無垢姿はまた別嬪だ！」
「へぇ。馬子にも衣裳超えてきたじゃねぇか………おいザキ！Aのファンクラブの連中に売りつけるから写真撮りまくれ」
「言われんでももう撮ってます！Aちゃーんこっちに目線頂戴！そうそう！いいねいいねぇ…あっ、その角度も最高！いいよぉ」
「山崎の撮り方気持ち悪ぃ………ってか俺も撮っていいか？」
「じゃあ俺も！」「俺も！」「Aちゃん綺麗だぁ！」
『ちょっ、ちょっと皆さん撮りすぎですよ？！』
隊士さん達が各々携帯電話やカメラを向けて私を撮っている………恥ずかしくて仕方がない
「お前ら誰の許可もらってA撮りまくってんだ？あ゛？退け！俺もまだAの晴れ姿見てねぇ……て……のに……」
私に群がる隊士を押し退けて十四郎さんが目の前に来てくれた……けど固まっている
『十四郎さん？どうしました？』
「…………綺麗だ」
顔を真っ赤にしてポツリと呟いてはジッと私を見つめている
「副長ぉ！ツーショット撮りますよ〜！はいこっち向いて〜」
山崎さんが私達を横並びにしてカメラを向けた
「副長！目線がAちゃんにいってますよー！カメラ見てくださいよー！」
『十四郎さん……ほらカメラの方向いてください』
「無理」
『えっ……ちょっ！！！』
「うおおお副長がキスしてんぞ！！」
「ﾋｭｰﾋｭｰ」「見せつけてらｧ」
肩を抱き寄せられて皆の前でキスをされた………その瞬間を山崎カメラが撮って隊士は大盛り上がり
近藤さんはオイオイ泣いてるし沖田さんはヤレヤレ顔してる
『もう！また紅ひいてもらわなくちゃいけないじゃないですか！』
「Aが綺麗すぎんのが悪い」
「はい！一番隊集合〜！今日から携帯の待ち受けはAの晴れ姿にして俺の嫁だって言えー！」
「「「「はい！」」」」
「何ぬかしてんだ総悟ｫｵｵ！Aは俺だけの嫁だ！！」
「沖田隊長！Aさんの晴れ姿も良いですが沖田隊長のハレンチ姿が見たいです！」
「よーし神山ｧ！ケツ出せー！ケーキ入刀の前にケツ入刀してやらｧ」
「はい！お願いします！」
「人の式前にナニやろうとしてんだお前らｧｱｱ！待ちやがれｯｯｯこらっ！」
神聖な式の前なのにドタバタ騒がしい真選組の皆を見てるといつものように楽しくて………屯所で結婚式をして良かったと思った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 107人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんぱんさｧｧｱん(；ω；)最近ほのぼの続きだったのでブッこみましたw泣かせてごめんアル( *´・ω)/(；д； )更新がんばりますーー！コメントありがとうね(ちゅき) (2020年9月27日 11時) (
レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - まってむり泣いちゃうTTこの幸せ絶頂期にこれはもう...更新楽しみにしてますTTTTTTTTTT (2020年9月27日 11時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Zoo | 作成日時：2020年8月11日 19時
