104(土方side) ページ14
『私はこの方達の所で住み込みで働いていたということですか……でもそんな記憶ないですけど…』
「じゃあどうやって武州から来たんだ？」
『………………思い出せません』
「だろ？お前さんは記憶喪失なんだ………だから俺たちの言うことを信じてくれ」
『白夜叉さまが言うことなら私はなんでも信じますよ』
「///////……そ、そうかｧ！信じてくれてありがとな！」
Aの言葉に顔赤らめてだらしねーツラ晒して喜んでる万事屋…………はらわた煮えくり返りそうだ。
かと言って俺は万事屋のことを殴ったのを見られたからか警戒されてて触れることも……話しかけることすらできねぇ。
「つーか、アンタ。なんで白夜叉のこと知ってるんでｨ？」
『白夜叉さまは…………命の恩人なのです』
「命の恩人…？俺こんな可愛い子助けた覚えねぇな……」
『可愛いだなんて……///』
今度はAが顔を赤らめて万事屋を見つめてる……ｲﾗｯ
「おい！A！さっさと話を続けろ！」
『！！…………(ｷﾞﾛｯ)』
やっちまった……つい強めに話しかけてしまった。またAに睨まれた……
『……覚えてないのも無理はないです。私の体型すごく変貌していますし……いつの間に私は細身に……？』
「アンタは自分の力で痩せたんでさｧ……毎日鍛練してやしたよ。俺は肉つき良いアンタの方がそそり……
「それで？？！俺はどうやってお前さんを助けたんだ？」
『天人から助けてくれました！おかげで任務も遂行できました！』
「任務？？？」
『あっ…………』
「アンタA家の一人娘なんだろ？普通の女に任務なんてあんのかｨ？」
『………………A家は天人殺しの殺し屋稼業でしたので』
「「「！！！？」」」
殺し屋だと……？！
山崎の密偵調査報告書にはそんなこと何一つ書かれてなかったぞ……？！
「どーりで。……稽古での刀技の飲み込みの速さ……殺し屋稼業のおかげだったって訳かｨ……でも肉団子だったアンタが殺し屋とは……想像つかねェや」
『…………そこです。私のだらしない体型で敵は油断します……その油断を突いてやるのです(ﾆｺｯ)』
目がすわってやがる……まさかあのAが殺し屋だなんて……
心がザワザワうるせー。タバコでも吸って落ち着くか……そう思いマヨボロをポケットから取り出すと
『あっ……煙草…………吸いたい……』
そういうとAは俺の手にあったタバコを取り口にくわえた……
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Zoo(プロフ) - こかさいだーさん» こかさいだーさんコメントありがとうございますｯｯｯ￣(=∵=)￣か、か、か、神作！！？お褒めの言葉に涙が( ；；)めちゃめちゃ嬉しいコメントすこです← (2020年7月20日 23時) (
レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
こかさいだー(プロフ) - いや、まだ途中なんですけどね？？何ですかねこの神作。応援するしかないじゃないですか。てかすこです←← (2020年7月20日 22時) (レス) id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
Zoo(プロフ) - お気に入り登録ありがとうござます★感想お待ちしておりまさァ！！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: cd365aba2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Zoo | 作成日時：2020年5月24日 17時
