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『そろそろ切るね?トイレ行ってきたい』
「うん、わかった、、心配だけはしないでね?」
『え?』
「海人は、本当にAが好きだから」
『うん、』
「Aも海人が好き?」
『うん、好きだよ』
「なら、自信持って、いつまで通りで大丈夫だから」
『うん、、ありがとう』
寝室を出てトイレへ向かうと、寝室の近くの壁に寄りかかっている海くんがいた
『わっ、びっくりした、なにしてんの?海くん』
「ねぇ、好きってなに?」
『え、聞こえてたの?』
「電話元太だった?」
『うん、元太くんだよ』
「俺の事飽きた?飽きたから、元太のこと好きになったの?」
『え、違「違くないよね?元太に好きって言ったよね?」』
『あれは、』
「なに?俺がアニメばっか見てたから、嫌いになった?」
『そんなことない』
「なんだよ、言えよちゃんと」
『、、怖いよ、、海くん、』
「ちゃんと言わないからでしょ?」
グイグイと距離を近づいてくる海くんがちょっと怖くて、後ずさりをした
「なんで逃げんの?」
『逃げてなんかない』
トンと、壁に背中がぶつかった
「ほら、逃げてんじゃん」
グイッと引っ張られ、気付けば海くんの腕の中にいた
「捕まえた」
抱きしめられて、海くんの匂いがすごく優しくて、
なぜだか涙が出ていた
「え?泣いてる?」
『、泣いてないよ、、』
「嘘だ、」
そういながら、離れようとする海くんをぎゅっと捕まえた
『やだ』
「ん?」
『離しちゃ、やだ、』
「かわいいね」
わかったと言われ、ぎゅっと今度は海くんから抱きしめてくれた
「大好きだよ、A」
『う、ん、、私も、、』
「ん?私もなーに?」
『、、好き、、海くんが、、大好きっ』
「ふはっっ、うん、知ってる」
そう言って、髪にキスをされた
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作者名:禮隠ーREONー | 作成日時:2021年10月9日 2時