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53話 ページ4

マティアスくんは剣に魔法を込め始めた

ゼルダ「余所見をするな!」
『っと』

マティアスくんたちと少し離れたところで戦っていた私ともう1人の敵

『マティアスくんがやろうとしている。私もそろそろいいかな』

私は刀に【攻撃強化】の魔法を付与し、自身に【身体強化】を付与した

『行きますよ!』
ゼルダ「ぐっ!」

【身体強化】で一気に距離を詰めて敵を攻撃

けど、刀の方は囮

マティアスくんの指示通り【魔力破壊】を相手に掛けた

《す、素晴らしい!デビリスが巨大な炎を召喚してマティアスを囲みました。さすが魔法の申し子!マティアスは大丈夫か!?》

煙が上がってるなと思えば、敵のリーダーがマティアスくんを炎柱に閉じ込めたらしい

私の敵が【魔力破壊】で本性を表しても誰も見向きもしない

マティアス「(魔力制御による炎の壁か。第4紋に近接戦闘をさせないためだ。きわめてオーソドックスな戦術だが、しかし!魔力制御力で上回れば、制御を奪うことも出来る!フェイントでもないのなら、戦闘経験の少ない雑魚だな)」
『《マティアスくん》』
マティアス「〈ハルカか、どうした?〉」
『《こっちは終わったよ。人間じゃないってことはわかった》』
マティアス「〈魔族だな。わかった〉」

マティアスくんに【思念伝達】を使い簡単な報告をした

報告をしながらマティアスくんの戦いを見てると炎柱が消えていった

デビリス「なぜだ!?炎が消える!?」
マティアス「残念だったな」
デビリス「な・・・なぜだ!」
マティアス「戦闘が下手なんだよ!」

マティアスくんは攻撃を繰り出した

けど、敵は魔法で防御した

マティアス「(魔法で防御・・・これも予想通り。そもそもこの魔力撃は囮。真の狙いは・・・この【魔力破壊】!さぁ━━━お前たちの正体を見せろ!)」

マティアスくんの【魔力破壊】は予想以上に大きく会場全体に再び煙が上がった

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noppi(プロフ) - 更新頑張ってください! (2022年10月25日 21時) (レス) @page18 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけているのであれば、光栄です! (2022年8月2日 22時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
ララリン - シリーズ2も楽しく読ませてもらってます!╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月22日 14時) (レス) @page15 id: 6fc5591da7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇黒嶺 x他1人 | 作成日時:2022年6月7日 0時

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