50話 主人公side ページ1
対抗戦当日
王都闘技場
対抗戦は年に一度の第1学園と第2学園の戦いらしい
毎年第2学園が第1学園に負けてるらしい
『にしても、すごい歓声だね』
ルリイ「だんだん緊張してきました」
アルマ「マティくんがいれば大丈夫だよ」
ルリイ「魔法の申し子が出てこないといいですけど」
「『魔法の申し子?』」
なにその神々しい名前
魔法がめちゃくちゃ上手い〜とか?
ルリイ「これまで第2学園が勝てそうな年が何回かあったんですけど、そういう時は決まって第1学園のリーダーがすごく強くて・・・」
アルマ「有り得ないほど強いから「魔法の申し子」って呼ばれるようになったんだ。先代の魔法師団長もそうだったはず」
『ということは、魔力が多いってこと?』
アルマ「そういうこと」
だとしたら、【魔力探知】に引っかかるかな?
【魔力探知】を使えば1人莫大な魔力を持つ人が居た
ルリイ「マティくん?」
アルマ「ハルカ?」
マティアス「確かにいるな・・・魔法の申し子」
『けど、この魔力の反応・・・これって、本当に人間?』
マティアス「確かにあれは化け物だ」
私とマティアスくんの言葉にルリイさんとアルマさんも【魔力探知】を使った
ルリイ「これは第1学園の控え室の方から?強い・・・異質な力を感じます」
アルマ「!ほんとだ。マティくんとハルカから見ても化け物なの!?」
1ヶ月の時間をかけて【魔力探知】を練習しただけあって2人ともこの魔力のおかしさに気づいたみたい
私がわかる程度だけど、多分魔力量はマティアスくんの約10倍・・・
『それに、その化け物に負けるけど、強い反応がもう1つ・・・』
マティアス「あぁ・・・・・・3人ともよく聞いてくれ。敵のリーダーがもし俺の予想通りの相手だとしたらかなり危険だ。それに、もう1人もリーダーには劣るが危険は危険だ。ルリイとアルマは魔法の申し子以外を倒したら逃げて欲しい。ハルカにはリーダーじゃないもう1人を頼みたい。リーダーは俺がやる」
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
noppi(プロフ) - 更新頑張ってください! (2022年10月25日 21時) (レス) @page18 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけているのであれば、光栄です! (2022年8月2日 22時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
ララリン - シリーズ2も楽しく読ませてもらってます!╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月22日 14時) (レス) @page15 id: 6fc5591da7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:闇黒嶺 x他1人 | 作成日時:2022年6月7日 0時