愛の結晶

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「あぁ〜終わった〜！！！」


大きく伸びをして溜息をつく。


そんな私に

山岡「よし！じゃあどこ行こうか！」


「山岡さんにおまかせで！」


病院を後にししばらく歩いて小さな居酒屋に来た。



山岡さんは早速、


山岡「じゃあ生二つ！」


その言葉に慌てて、

「あ、私はウーロン茶で大丈夫です！」

山岡「どおしたどおした？ほらパァっとやろうよ！」


たぶんそれが山岡さんの優しさなんだろうけどどうしてもビールは飲みたくない。
じゃなくて、飲めない。


頑張って何度も断ったけど勢いに負けてビールを頼まれちゃったから追加でウーロン茶も頼んだ。



山岡「かんぱーい！」


そう言ってビールのグラスを持ってるけど私はウーロン茶をもつ。


山岡「ビール飲みなよー！」



山岡さんは仕事でもプライベートでも頼りになる先輩。私の大好きな先輩。

だからしっかり伝えよう。と思い全てを話した。


さっきまであんなにグイグイビールを進めてきたのに今度は一転して黙り込み、山岡さんまでウーロン茶を頼んでいた。



ウーロン茶を一口飲むと、山岡さんは重い口を開いた。



山岡「とりあえずうちに来な！ほらー、私ぼっちでしょ？寂しくて寂しくて笑」



「いいんですか、、？」


山岡「ホテルに荷物取りに行こっか！」



嬉しすぎて涙が堪えられなくて次から次へと頬をを伝う。



山岡「やめてよね？なんか私後輩泣かした悪い人みたいじゃん笑」


そう言われても涙は止まらなかった。

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