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平side
路地裏に向かえば案の定しゃがみこんで震えてる男の子、いや
廉がいた
「ハァッ…ハァ、ハァ……廉?」
「っ…!!」
名前を呼べば耳としっぽをピンッと立てながら俺の方を見た
首元の首輪にRENと書かれていた
やっぱり、やっぱり廉なんだね
「廉、廉っ!!れんれんれんっ!!!!」
俺はほぼ叫びながら廉の元へと走っていった
「っしょお、、」
「会いたかったっ…!ずっと探してたよ…怖かったでしょ?もう大丈夫だからね、」
と、優しく抱きしめてあげれば廉の綺麗な瞳から涙がこぼれた
「しょおっ!!ずっと、ずっと怖かったぁっ…しょおに会いたかったっ!!」
何かが切れたように泣く廉に
俺はなるべく優しく抱きしめて、そして優しく頭を撫でてあげた
しばらくして落ち着いた廉をお姫様抱っこしてとりあえず車に連れてきた
そして、おばあちゃんには悪いけど一旦家に帰らしてもらうことになった
廉は疲れたのか寝てしまったみたいだった
家に着き廉を起こそうと体を揺さぶった
「んん……にゃあぁ…」
と唸るだけで起きる気配は無い
そんな無防備な姿に最近は抑えていた感情が溢れ出てきた
「…廉が悪いから」
そう呟き、俺は廉の唇に口付けをした
end
ー after the story ー
紫耀↴
「ただいま」
海人↴
「おかえり!!!」
「は、え、なんで人間に?」
ジン↴
「そー細かいことは気にしないの」
岸↴
「てか、後ろの子って廉?」
「え、廉、?廉な、の?」
廉↴
「そうやけど、」
「うぅっ、れぇん!!会いたかった!!もぅばかぁっ、」
「すまんな、海人」
「いいよ、だって廉イケメンだし、特別ねっ!」
「それ!俺も思った!!めっちゃかっこいいよな!」
「そうか?岸さんもかっこええで?」
「おう、ありがと!」
「ねぇ!ちょっと俺は?俺は?」
「しょおは前よりもっとかっこよくなっとる」
「っれぇん好き、、」
「ん?おん、?俺もやで、?」
「「「紫耀がんばれ」」」
※1回書き終えてないまま公開してしまいました、
大変申し訳ございません…。
I was made to marry without permission ー紫.廉→←.
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ゆう(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました。廉くんのツンデレ具合も可愛かったのですが、平野くんの尻に敷かれてる感じが(良い意味で)廉くんの女王様感じが出てて最高でした! 海人と神宮寺くんの会話もリアルでニヤニヤしちゃいました! (2023年2月14日 10時) (レス) @page31 id: 05d34f6d93 (このIDを非表示/違反報告)
はるきち♪(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございます★最後の額の所、思い浮かんでキュンとしました(*´-`)お忙しいなかありがとうございました。寒いけど体調には気をつけてくださいm(_ _)m (2022年12月26日 7時) (レス) @page27 id: 05a8817700 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - お返事ありがとうございます!急がないのでお時間のある時にお願いします。 (2022年12月14日 2時) (レス) id: 05d34f6d93 (このIDを非表示/違反報告)
み の り さ ま(プロフ) - ゆうさん» “ゆう”さんへ…。リクエストありがとうございます。少々お時間をいただきます。(作者・みのりさま) (2022年12月13日 22時) (レス) id: 48b4854571 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - コメント失礼します。リクエストお願いできますでしょうか? 海人に甘い平野くんに嫉妬してしまうけど、ツンデレな廉くんは素直になれなくてそんな廉くんが可愛くてついついイジワルしちゃう平野くんのお話をお願いします。 (2022年12月13日 2時) (レス) id: 05d34f6d93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みのりさま | 作成日時:2022年11月25日 21時