Full of love

cute girlfriend　ー紫廉　※request story ページ15

平side



「ちょっと！廉の暴走止めてよ！！付き合ってるんだったらさ！」

「え、なんのこと、、？」



楽屋を入るなり海人に頼まれた“廉の暴走を止めて”というお願い



全然意味が分からないから本人に聞こうとしたけど



廉はまだいなかった



それにしても廉が暴走していることすら知らなかった俺は



どうすれば良いのか分からなかった



「だーかーら！暴走してんの！廉が！」

「いや、だからどうゆうこと？」

「あぁーもう！！！」

「海人、とにかく落ち着こう！な！」

「岸くんも分かるはずでしょ！？なんでそんな冷静なの」



廉が暴走？していることを岸くんも知ってるということに



とにかく驚きが隠せなかったし、少しショックだった



「海人、暴走って言っても紫耀分からないよ。ちゃんと説明しよ？」



ジンないす！！



こうゆう時に助けてくれるのは必ずジンだったりするから



本当にありがたい！



「分かった…あのね、紫耀。廉が最近ね“惚気話”ばっかりしてくるの」

「え、？」

「いや、僕だってしょうれんが仲良いのは凄く嬉しいんだけど……」

「だけど、？」

「流石もう、お腹いっぱいって言うかなんて言うか…」



惚気話って、あの惚気話だよね…



え、いつも家では



“先寝とるから、はよ来てな、”とか

“別に、そんなんやないし”とか



いつものツンデれんれんなのに、俺が居ないところでは



デレデれんれん通り越して惚気話なんてしてるの？



「え、めっちゃ可愛い」

「とーにーかーく！！この廉の暴走止めてよね！」

「えー、じゃあ今度録音してきて！」

「それで止まるならいいけど、、」



え、本当に！？



「やった！」

「いや海人、録音は駄目だよ？」

「ちょ、ジンうるさい！」



せっかく可愛い廉が知れるんだし、今は邪魔されたくない！



「はよー」



そんなこと考えてれば、少し遅れて廉がやってきた



「なんや、紫耀。めっちゃニヤニヤしてんで？」

「いや？なんでもなーい！」

「なんやねん、」



海人の録音が届くまでこのことは秘密にしておこう。



ーーー翌日

海人．はいどーぞ



お、きたきた！



“なぁ、海人聞いてや！！”

“やだね”

“拒否権無いねん”



え、なにこれ



「可愛い」



そう呟いた瞬間に外されたイヤホン、後ろを見れば



お風呂上がりの少し拗ねてる廉がいた



「誰が可愛ええの？俺は可愛く無いん？」



頬をぷくーっと膨らませる廉は宇宙一可愛いかった

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