ACT50.決意〜答え〜 ページ4
その頃、剣城は病院にいた。
優一の見舞いに来てたが、途中黒木と話していたため外していたのだ。
病室に戻ると優一は険しい顔をしていた。
優一「チームメイトを放っておいてお前はこんなところで何をしているんだ・・・。」
優一はテレビから目を離さず、剣城は目を合わせずに話す。
優一「お前にとってサッカーとはその程度のものだったのか・・・答えろ、京介！！。」
優一は剣城の方を見て言う。
優一「お前が男と話しているのを聞いた。」
剣城は目を見開いて驚く。
優一勢いよくシーツを捲ると露になった動かない足が。
優一「京介・・・俺はお前に頼んだか？、この足を元通りにしてくれと頼んだのか！？、一度でも！？。」
それでも尚、優一は続ける。
優一「サッカーの勝敗を管理する機関、フィフスセクター・・・お前がそんな奴等と関わっていたとは・・・そんなのが俺達が好きだったサッカーか！？。上手くいったら嬉しい、失敗したら悔しい、ドリブルで抜きたい、シュートを決めたい、そんな一つ一つの思いが溢れて胸の奥が熱くなる。サッカーはそういうもんだろ、京介！！。それに・・・咲凛ちゃんともよそよそしかったはずだ。」
剣城は咲凛の名を聞いて驚く。
優一「咲凛ちゃんに京介のこと聞いたらすぐに話しを逸らそうとしてた。彼女も、お前がフィフスセクターに入っているのを知ってたんだ。」
優一は見舞いに来た咲凛の様子を脳裏によぎった。
優一「夢香ちゃんが亡くなって、黒葉も今だに海外留学をしてる・・・傍にいるべきであるお前が一人にさせてどうするんだ。」
そのとき、優一の目に涙が・・・泣いているのだ。
優一「お前はサッカーを裏切った。俺達の好きだったサッカーを裏切ったんだ！！、出てけ！！。」
剣城は言われるがままに病室を出た。
剣城「・・・俺はどうしたらいいんだよ。」
？「自分が何をすべきか、その答えは既に出ています。」
剣城は声が聞こえ振り向くと、そこにはヒナミがいた。
ヒナミ「あとは、あなたの自分自身、決意の問題です。」
剣城は一瞬目を閉じるとすぐに開く。
剣城「ヒナミさん、俺を帝国に連れてってください！！。」
ヒナミはその言葉を待っていたという風に頷くと剣城を連れて外に出る、止めていた車で帝国へと向かった。
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春空 - 星猫さん» ありがとうございます！！。 (2021年5月30日 0時) (
レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - パティあすさん» ありがとうございます！！、これからも応援どうぞよろしくお願いします！！。 (2021年5月30日 0時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
パティあす(プロフ) - 続編おめでとうございます！初めの方からずっと追いかけてました(←言い方っ！)が、私この作品めっちゃ好きです！これからも楽しみにしてますので、マイペースに頑張ってください！ (2021年5月30日 0時) (レス) id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！ (2021年5月29日 23時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 星猫さん» どこにも作品が載ってないんですが・・・；；。 (2021年5月26日 19時) (レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
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